ツール・ド・フランスまたは(ル・)トゥール・ド・フランス(仏: Le Tour de France、以下「ツール」)。毎年7月にフランスおよび周辺国を舞台にして行われる自転車プロロードレース。1903年から開催されている。 主催は傘下にスポーツ新聞レキップや一般紙ル・パリジャンなどを抱えるフランスの大企業・アモリ・スポル・オルガニザシオン (ASO, Amaury Sport Organisation)。 名称はフランス語で「フランス一周」を意味する。
2015年ツール・ド・フランス、7月17日の第13ステージは距離570m、平均勾配9.7%の上り坂でのスプリントで決着。ベルギーのグレッグ・バンアーベルマート(BMCレーシング)が、この日の優勝候補ペーター・サガン(スロバキア)を抑えきって、ツール初勝利をつかみとった。
2015年ツール・ド・フランス、7月17日の第13ステージはミュレ~ロデーズ間の198.5km。最後は上り勾配のスプリントで、ベルギーのグレッグ・バンアーベルマート(BMCレーシング)がペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)を撃破し、ツール初勝利を挙げた。
2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージ、ピレネー最終日の厳しい山岳ステージでイギリスのクリストファー・フルームとチームスカイは鉄壁の守りを見せ、マイヨジョーヌを守った。
2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージ。ポーランドのロード世界王者ミカル・クビアトコウスキー(エティックス・クイックステップ)はステージ優勝を目指してアタックしたが、最後の上りでホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)にとらえられた。
2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージ、スペインのホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が普段の練習コースであるプラトー・ド・ベイユの峠を家族や知人が見守る前で制した。
2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージはラヌムザン~プラトー・ド・ベイユ間の195km。ピレネー3連戦最終日は、スペインのホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が超級山岳頂上ゴールで逃げ切り、今大会ステージ2勝目を飾った。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。フランスのワレン・バルギル(ジャイアント・アルペシン)はピレネー山脈での2日間、レース途中で遅れながらも粘りの走りで挽回し、ツール初出場ながら総合9位の好位置につけている。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。アイルランドのダニエル・マーティン(キャノンデール・ガーミン)は敢闘賞を贈られたものの、第8ステージに続く今大会2度目のステージ2位を悔しがった。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)は総合6位の座を守ったが、連日のピレネーの暑さに体力を消耗していることを認めた。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。イギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)はピレネー2日目のこの日、レースをコントロールしてマイヨジョーヌを守った。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。ポーランドのラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)がピレネーの山岳ステージを制して、失意のチームを救った。
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージはポー~コトレ・ヴァレー・ド・サン・サヴァンの188km。ツールマレー峠で逃げ集団からアタックしたポーランドのラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が独走で逃げ切り、自身3度目の山岳ステージ優勝を飾った。
2014年ツール・ド・フランスでは7月14日のフランス革命記念日にマイヨジョーヌを着て走ったトニー・ガロパン(ロット・スーダル)。1年後の2015年ツール第10ステージでは頂上ゴールで9位に入り、総合でもフランス勢トップの7位に浮上するなど再び見せ場を作った。
2015年ツール・ド・フランス、7月14日の第10ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)は苦戦し、2分51秒遅れの11位でゴール。マイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)とのタイム差も4分04秒まで開いた。
2015年ツール・ド・フランス、7月14日の第10ステージ。コロンビアのナイロ・キンタナ(モビスター)はマイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)に食い下がったものの、最終的に1分04秒遅れのステージ3位でゴールした。
2015年ツール・ド・フランス、7月14日の第10ステージで2014年王者のビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)は今大会初の山岳バトルで大きく遅れ、二連覇が遠のいた。
2015年ツール・ド・フランス、7月14日の第10ステージ。今大会初の頂上ゴールで総合優勝争いが本格化する中、イギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)が4強、5強と言われる選手たちの中で最強であることを証明した。
フランスの西海岸、大西洋に面したバンデ県は自転車競技が盛んなところ。この地方出身のジャンルネ・ベルノードーがバンデUという地域チームを結成し、プロチームに昇格させた。それが新城幸也の所属する現在のヨーロッパカーだ。
2015年ツール・ド・フランス、7月14日の第10ステージはタルブ~ラ・ピエール・サン・マルタンの167km。ピレネー初日、今大会初の頂上ゴールはイギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)がライバルに大差をつけて優勝し、総合成績のリードを大きく広げた。
イタリアのイバン・バッソ(ティンコフ・サクソ)が左睾丸に腫瘍があると診断され、2015年ツール・ド・フランスをリタイアすることになった。ダブルツール制覇を狙うアルベルト・コンタドールにとっては貴重なアシストを失うことになり、大きな打撃となりそうだ。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージはチームタイムトライアル。スロバキアのペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)はエースのアルベルト・コンタドールのために懸命に走り、チームを4位でゴールさせた。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージはチームタイムトライアル(TT)。ティンコフ・サクソは28秒遅れの4位に終わった。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージ。チームタイムトライアル(TT)を得意とするオリカ・グリーンエッジだが、すでに負傷リタイアで3人を欠くこの日は最下位に甘んじるのを受け入れるしかなかった。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージはチームタイムトライアル。カザフスタンのアスタナは35秒差の5位に終わった。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージのチームタイムトライアル(TT)。スペインのモビスターはわずか4秒差の3位に終わり、大観衆が詰めかけてコースが狭くなっていた上り区間でチームの隊列を乱したことを認めた。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージはチームタイムトタイアル。スカイは優勝したBMCレーシングに僅差の2位に終わったものの、イギリス人エースのクリストファー・フルームはライバルたちより優位な状態で1週目の激闘を締めくくった。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージ。チームタイムトライアル(TT)をBMCレーシングが制したことでアメリカ人エースのティージェイ・バンガーデレンが、マイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)から12秒差の総合2位に浮上した。
2015年ツール・ド・フランス、7月12日の第9ステージはバンヌ~プリュムレックの28kmのチームタイムトライアル(TT)。BMCレーシングが0.62秒の僅差でスカイを下し、優勝を飾った。マイヨジョーヌはイギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)が守った。
ツール・ド・フランスで総合1位のクリストファー・フルーム(スカイ)が、7月12日に開催のチームタイムトライアルでマイヨジョーヌを着用することになり、前日夕方に採寸から縫製まで行われた。
2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージ。イギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)は最後の上り、ミュール・ド・ブルターニュで自ら集団先頭でペースを上げマイヨジョーヌを守った。
2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージ。過去3年連続でポイント賞のマイヨベールを獲得しているスロバキアのペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)がこの日も4位に入り、再びなじみのあるジャージに袖を通した。
2015年ツール・ド・フランス、第3ステージのユイの壁(ミュール・ド・ユイ)でも3位に食い込んだフランスのアレクシス・ブイエルモーズ(AG2Rラモンディアル)は、7月11日の第8ステージでもうひとつの「壁」ミュール・ド・ブルターニュを制し、ツール初勝利を挙げた。
2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージはレンヌ~ミュール・ド・ブルターニュ間の181.5km。フランスのアレクシス・ブイエルモーズ(AG2Rラモンディアル)がブルターニュの壁と呼ばれる激坂ゴールで並みいる強豪選手を振り切り、自身初のステージ優勝を飾った。
2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージ、2014年王者イタリアのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)はゴールのミュール・ド・ブルターニュで集団から脱落し、他の総合争いのライバルから10秒遅れてゴールした。
2015年ツール・ド・フランス第6ステージで落車、左鎖骨を骨折し、マイヨジョーヌを着たままレースを去ったドイツのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)の手術が、無事成功したことが7月10日にチームから発表された。
2015年ツール・ド・フランス、7月10日の第7ステージを終え、イギリスのクリストファー・フルーム(チームスカイ)が総合2位から首位に浮上し、4日ぶりにマイヨジョーヌに袖を通した。
2015年ツール・ド・フランス、7月10日の第7ステージでイギリスのマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)がゴールスプリントを制し、約2年ぶりとなるツール通算26度目のステージ優勝を飾った。
2015年ツール・ド・フランスの総合優勝候補の2人、イギリスのクリストファー・フルーム(チームスカイ)とイタリアのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が第6ステージのゴール前で起こった落車の責任をめぐり、一時、一触即発の状態だったことがわかった。
イタリアのルカ・パオリーニ(カチューシャ)が、2015年ツール・ド・フランス期間中の7月7日に採取されたサンブルからコカイン(ベンゾイルエクゴニン代謝物)検出と疑われる分析報告を受け、UCI(国際自転車競技連合)から7月10日に暫定出場停止処分を受けた。
フランス観光開発機構がツール・ド・フランスの開催時期に合わせ、公式ホームページ内に「ツール・ド・フランス特設サイト」をオープンした。