2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージ。過去3年連続でポイント賞のマイヨベールを獲得しているスロバキアのペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)がこの日も4位に入り、再びなじみのあるジャージに袖を通した。
ミュール・ド・ブルターニュでのステージ優勝争いではまたも勝利をつかめなかったサガンだが、アンドレ・グライペル(ロット・スーダル)が上りの手前で大きく遅れたため3ポイント差で逆転。ベストヤングライダー賞のマイヨブランも守った。
さらに総合でもマイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)から11秒差の2位につけており、第9ステージのチームタイムトライアルで逆転する可能性はあると見ている。
「今日は勝ちたかった。コースは完璧に僕向きだった。2kmの上りで前半がかなり厳しく、後半は楽になる。フルームとブイエルモーズが強くて、行かせるしかなかった。ゴールラインを越えたときは半死状態だったよ。ゴールではバルベルデが僕を抜いた。彼は僕よりいいクライマーだからね」
「マイヨベールを守りに行くけど、グライペルはとても強い。彼も欲しがっているしね。リードを広げる作戦を考えないといけない。今日はマイヨベールだけど、明日はマイヨジョーヌだと思うよ」
「スロバキアのガールフレンドからお守りを送ってもらったけど、効かなくて脚がついていかなかった。1週間終わったけど、成績はいい。ステージ優勝していないけど、クラッシュしていないし、ジャージも2着持っているからね」
《》
page top