2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。イギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)はピレネー2日目のこの日、レースをコントロールしてマイヨジョーヌを守った。
第10ステージで大きく総合成績でのリードを広げたフルーム。この日は静かにレースを進めライバルと同一集団でゴールしたが、見た目以上にレースは厳しかったと強調していた。
「視聴者にとっては落ち着いた展開だったかもしれないけど、最初の2時間は気温とハイスピードのせいで多くの選手がエネルギーをかなり使った。前半2時間の疲れがたまって、後半2時間もタフだった。その瞬間のTV放送がなかったのが、残念だね」
「チームメイトはレースをコントロールした。つねに僕の周りにいて、0km地点からゴールまで集中していた。ライバルたちは総合のタイムを稼ぐために飛び出していた。今の僕はアタックする必要はない。ライバルが僕にプレッシャーをかけようとしているので、ディフェンスで十分なんだ」
「ライバルたちは決して士気を失っていない。昨日、ニーバリは厳しい1日だったが、今日は調子がよかった。だから、ツールマレーでチームメイトに引かせていたんだ。最後に少しタイムを失ったけど、つまりレースはまだ終わっていないということで、僕は毎日苦しめられるだろう」
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