2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。アイルランドのダニエル・マーティン(キャノンデール・ガーミン)は敢闘賞を贈られたものの、第8ステージに続く今大会2度目のステージ2位を悔しがった。
マーティンはアスパン峠の手前から逃げ集団の追走を開始。頂上手前3kmでようやく追いつくが、続くツールマレー峠でのラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)のアタックには反応できず、約2分の差をつけられる。
しかし、最後のコトレ峠で息を吹き返し、単独2番手に浮上するものの、マイカには1分届かず2位フィニッシュ。それでもこの日の奮闘を称えられ、敢闘賞に輝いた。
「ミュール・ド・ブルターニュに続いて再び2位に入ったのは、いい結果だ。カウンターアタックをしかけたときに、逃げからどれだけ離れていたかを考えるとね。ツールマレーでマイカがアタックした最悪のタイミングで、僕は弱っていた。そのとき、彼についていく脚がなかったんだ」
「ステージ序盤も脚の調子が悪かった。だから気楽に走り、ある意味愚かなタイミングで逃げの追走を始めたけど追いついた。昨日の後で、チームとして何かやらないといけなかったんだ」
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