2015年ツール・ド・フランス、7月11日の第8ステージ。イギリスのクリストファー・フルーム(スカイ)は最後の上り、ミュール・ド・ブルターニュで自ら集団先頭でペースを上げマイヨジョーヌを守った。
ここまでミスなくレースを進めているフルームは、総合2位ペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)に11秒差、3位ティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)に13秒差をつけて第9ステージのチームタイムトライアルを(TT)迎えることになる。
「正直、最後の上りでは優位を示そうとしたわけじゃなかった。誰かが飛び出すときに備えて、いい位置をキープし、みんなを見張るために前にいたんだ。ニーバリが離れたと聞いて驚いたよ。横風の後だったし、向かい風で誰かの後ろについていくのは簡単だからね」
「ブイエルモーズの名前は知っていたけど、個人的には知らない。彼は一度アタックしただけじゃない。2度目はとても強力だった。印象的だったね」
「4強にティージェイ・バンガーデレンを入れないといけない。今は5強だね。ここまでいいレースをしている。ついこの前、僕たちはドーフィネで優勝を争っていたし、僕との差はほとんどなかった」
「明日のチームTTは、総合争いで決定的だ。難しいチームTTだ。アップダウンが多いし、最後の上りには5選手が必要だ。かなりのタイム差を予想するよ」
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