舗装路を主とした道路で高速走行を可能とする自転車。 ロードレース用自転車に準じるが、競技使用を前提としなければ競技機材規定に拘束されず、またトライアスロンは自転車競技(ロードレース)ではない為、厳密にはロードレース用自転車を特定して指すものではない。 高速走行性能を優先的に設計されるが、空気抵抗の面では更にロスが極小化されたリカンベントが存在する。どろよけやスタンドなど走ることに不要な部品は基本的に装備しない。前照灯や後部反射板を備えていない車両も存在する。 溝が浅くて少なく幅の細い高圧タイヤを履き、走行抵抗の減少を図っている。基本的にドロップハンドルと呼ばれる特徴的な形状のハンドルをもつ。部品、素材は開発が続けられており、自転車の中で最も軽量化が進んでいる。(引用:Wikipedia)
サイクルモード2008で主役をさらったピナレロの新型レーシングバイク、FP7。イタリアンスーパーロードバイクの風情強く漂わすこの最新モデルに、安井はいかなる印象を抱き、300kmを経ていかなる結論に至ったか。そもそもモールド流用バイクに健全なるロードレー
なんといってもこの踏み出しの軽さ。そしてこの比類なき登坂力!軽快感とヒルクライム性能命!の一台である。中トルクまでの軽やかさは586も素晴らしいが、585の蹴り上げるトルクにはかなわない。だから硬派。だから魅力的。最近増えてきたライダーのご機嫌をうかが
登場からすでに5年を後にしようとしているLOOK
585を、いまさらながら、安井が本気で走らせた。その動機は完全なる個人的興味。その走行距離は300km以上。前回の586に次世代への飛翔を見た彼は、585にどんな評価を下すのか。前身であるKG481SLを愛してやまない
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ハンドリングは安定指向。細かい切り替えしではアンダー傾向だが、直進安定性は非常に良好だ。ダンシングでもセルフセンタリング機構がついているかの如くフロントホイールは常に前を向かんとし、どの速度域でもどんな状態にあってもスタビリティは最高クラス。巡航
“史上最高のクライミングバイク” という、なんとも魅力的なコピーと共にデビューしたLOOK 586。奇跡的にサドル高の合う試乗車と対峙した安井は思う。今、ロードバイクに重要な変化が起きつつあるのではないか。剛性と軽さの追求?ロードフレームの進化とは、
しかし、ペダルの入力ポイントとタイヤと路面とのコンタクトポイントを繋ぐ全てのファクターが引っ張り・捻り・曲げ・圧縮などの応力に静かに耐えながらライダーの搾り出すか細いヒューマン・パワーを粛々と後方へと伝えている、そんなチタンという金属の分子レベル
リンスキーのフラッグシップ、R420。この美しいチタンバイクで300kmを後にした安井は、「これに乗るということは、設計者の意志と努力そのものに乗るということ。だからこそ冷静に接するべき」 と語った。レーシングチタンフレームが背負う残酷な現実にも目を向
安直に 「最高」 なんて言葉は使いたくないが、しかし乗り心地もまた 「最高」 である。猫のような脚の動きで路面の凹凸をいなすのに、路面の状態がどんなか、粒の大きいアスファルトか目の細かいコンクリートか、スリッピーなタイルの上か砂利が浮いているから滑り
ひとつのアメリカンブランドが日本に上陸する。あのライトスピード社を創立した人物が立ち上げたチタン専門メーカー 「リンスキー」 だ。今回はベーシックグレードとなるR220を国内初試乗。インプレッションに加えて、安井がその在り方について深く迫る。そもそ
手刀で空を切るようなスカスカの加速。蝶が風に舞うようなヒラヒラのダンシング。どっしりとした重厚感はない。スタートの一瞬においては、ペダルへの入力とバイクの動きとのタイムラグがほとんどゼロ。獰猛。それはかんしゃく玉のようにいきなり速く、荷重は前後左
スラム・レッド、ZIPP ZEDTECH3などの軽量パーツを惜しげもなく使い、メーカーから市販される完成車にも関わらず5.5kgというアウトローな重量を実現したスーパーシックス・アルティメイト。驚きの140万円をプライスタグに掲げるこの超高級車の実態を、300kmを全
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しかし試乗車に付いていたマッハワン社のマグネシウムリム&デュラエースハブの手組みホイールが、キシリウムSLとは全く異なるRC8の印象を僕に伝えてきた。リム重量390gという軽量性に加え、マグネシウムの素材特性による (と思われる) 快適性が高周波の微振動を
F1マシンの製作にも用いられる技術、HIPACTテクノロジーを採用し、カーボンの利点を最大限に引き出すことを哲学とするブルー・コンペティション・サイクルズ。そのトップモデル、RC8は400km試乗後の安井に何を残したか?新興ブランド「BLUE」の真価と存在意義を
フロントフォークは相変わらず。下位グレードモデルにも関わらず、直安性、回頭性、減速性すべて一級。だが、4回も湾曲するその形状にはどのような意味があるのか、なぜいいのか、その理由を考えることなく、素晴らしいぞ最高だぞとオウムのように同じことを何度も
パリ・カーボンと同型のFP6に続き、プリンス・カーボンに酷似するFP3にも試乗した。ハイエンドバイクのイメージを戦略的に使ったモデルは好きじゃない!と我儘を言う安井だが、FP6の完璧なる性能には文句を付けられなかった。その下位モデルとなるFP3は再び彼の
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走りにおいてとにかく印象的なのが、薄皮一枚がパーンと張り詰めたかのような、表面の軽快感だ。ペダルを踏んだその瞬間に滑るように走り出し、同時に感じられる軽さは際立っている。バイク各部のフリクションロスが無くなったかのような加速感は、ただただ心地良い
現役時代から機材には異常なこだわりを見せていたメルクスが、最終プロトタイプの試乗で長い間帰ってこなかったという逸話を持つフレーム、Carbon EXM。100枚を越えるカーボンシートをすべて手作業で重ね合わせて生み出されるモノコックカーボンフレームの実力
その力強いトラクションは、高速コーナーの立ち上がりなどで大きなギアにチェーンをかけたまま踏み込んだときにも感じることができる。大男に腰のあたりをドーンと押し出されるようなパワフルな加速には、毎度毎度驚かされた。プリンスの加速性能の鋭さは素晴らしい
デビューから6年が経ち、トリプルバテッドのFPXへと進化した孤高のメタルフレーム、ピナレロ・ドグマ。「個人的に最も乗ってみたかった一台」 だという安井が、マグネシウムというマテリアルを総走行距離500kmで味わい尽くす。そしてプリンスカーボンを仮想敵と
そしてピナレロを走らせるたびに、やっぱりピナレロはいいなと思わせるのが、このハンドリングだ。まさにオン・ザ・レール。スパーンとコーナーの内側をむく。狙ったラインを外さない。俊敏性にも安定性にも富んだピナレロのハンドリングには、ロードバイクを操る愉
パリカーボンの金型を使ったピナレロの新型バイク、FP6に安井が早速試乗。カーボンの弾性率をただ下げただけのフレームではないのか?という疑問を胸に、三増峠〜半原越〜ヤビツ峠という練習コースを二往復。ピカピカのニューモデルを遠慮なくシゴき倒し、合計5
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フレーム自体に弾くような加速性はないものの、必要な剛性はしっかりと出ており、ジェイミス・ゼニスやピナレロ・FP5に似た味付けと言えるだろう。ノリノリでもイケイケでもないが、まろやかに熟成した果実のような感覚は魅力的。路面をカキンと弾く高剛性に慣らさ
国内のトッププロチーム「マトリックス・パワータグ・コラテック」が使用するRTカーボン。グラマラスな輪郭を持ち、個性的なカラーリングを纏うカーボンフレームの実力は?ヤビツ、大垂水、相模湖と、一週間で300km以上を走りこんでの徹底インプレッション!
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この2.1を一台目のロードバイクとする人は多いだろう。それは非常に正しい選択だと言える。よく走るアルミメインフレームに、シートステーにはしっかりとTCTカーボンが入っている。性格は良い意味で極々普通に仕上げてあり、クセがない。個人的にはとりたててリーズ
マドンシリーズだけでなく、アルミ系ロードもフルモデルチェンジさせたトレック。フラッグシップモデルのマドン6.9と同時に、アルミ・カーボンバックフレームの入門機、2.1も借りてみた。奥多摩方面の山岳で二日間・計300kmを走ってその実力を徹底レポート!
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剛性としなやかさが適度にバランスされたフレームは多数存在するが、このC-F1のように 「剛」 と 「柔」 を同時に抱くフレームは珍しい。表面の上質なしなやかさ・滑らかさが、フレームの内部で強靭なコアへと無段階に繋がっていく。この 「無断階に」 というのがC-
イタリアのフレームビルダー、マウロ・サニーノ氏がハンドメイドするC-F1。カーボンシートの間にハニカム構造のケブラー繊維を挟み込むという今までにない構造を用いたスペシャルモデルはどんな走りをしてくれるのか?安井が箱根峠を走ってレポート。今回はあま
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
6.9のプロフィットにアッセンブルされていたホイール (アイオロス5.0カーボン) は高速域に特化したモデルだったため、ゼロ加速は決して軽くなく、登坂でもどっしりとした重みを感じる。この組み合わせでは、初期加速や登坂において、他のハイエンドバイクと比べて
インテグラルBB、シートマスト、No90フォークなど独自の機構を取り入れ、規格に縛られていた既存の構造を破壊しながら大幅に進化してきたニューマドン。そのマドンシリーズのトップモデルが6.9だ。今もっとも注目すべきこのバイクを、ライター安井があらゆる地
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ヒルクライムを終えても一息ついている場合ではない。このCAAD9で、ダウンヒル、特にテクニカルなワインディングをこなすのは、何物にも代えがたい至福の時となるからだ。スーパーシックスのような曖昧さが全くない絶対的剛性は感じられない。しかしこのフルアルミ
クロモリ全盛時代からカーボンが主流になった現在まで、キャノンデールは一貫してファットチューブのフルアルミフレームを作り続ける。キャノンデールの代名詞ともいえるCAADシリーズも今や9代目。この時代にあえてフルアルミに乗る理由とは?今回もライター安
これで乗鞍岳を登れといわれたら、軽量・高剛性に慣らされてしまったカラダには刺激的とは決して言えずに躊躇してしまうが、サーキットレースを走れと言われれば僕は何の不満も言わずに走る。平地シッティングの踏み返しでは実によく反応してくれるし、高速の維持も
ジェイミスがリリースする入門用コンプリートバイク、ヴェンチュラ。ダブルバテッドアルミフレームにカーボンフォークとカーボンバックを組み合わせ、シマノ・105をインストールしたバランスのとれたモデルだ。今回も安井が300kmオーバーを走破しての徹底試乗!
カーボンフレームが進化し、快適性と動力性との両立を可能としている現在、クロモリロードフレームの乗り心地がいいというのはもはや幻想に近いのかもしれない。このジェイミス・クエストにもしっかりとした振動が伝わってくる。しかし、ショックをブルンブルンとい