プロ選手だったジョバンニ・ピナレロが1953年に立ち上げたイタリアの自転車メーカー。 60年に初めてプロチームに自転車を供給。88年にはスペインのペドロ・デルガドがツール・ド・フランスで初優勝。その後もスペインのミゲール・インデュラインが通算5勝、ヤン・ウルリッヒが1勝するなど、プロレースでなくてはならないブランドに躍進した。 カーボンバックはピナレロが提案し、スタンダードとなったデザイン。その後も斬新なデザインで常にド肝を抜く。現在もケスデパーニュチームが使用するなど、一流選手が認めたブランドとして日本でもファンが多い。
Nicole EuroCycle 駒沢で11月10、11日にピナレロ試乗会が開催される。ツール・ド・フランスで総合優勝したブラッドリー・ウィギンスが乗るドグマ65.1、ファンライドに最適なFPチームなど。参加費は500円、2台以上は1,000円(保険、記念品含む) 。
「安井行生のロードバイク徹底インプレッション」の第60回が公開されました。今回取り上げるモデルは、ピナレロの最新鋭トップモデル、ドグマ65.1シンク2。
Nicole EuroCycle 駒沢で10月13、14日にピナレロ試乗会が開催される。参加費は1,000円(保険、記念品含む) 。試乗申し込みはNicole EuroCycle 駒沢(TEL: 03-5433-1811)まで。
走り出してすぐにフレーム全体の仕立てのよさが感じられるが、ファーストインプレッションでは巷で絶賛されているほどの爆発的動力性能を感じなかった。捉えどころがない。これといった特徴がない。しかし、乗り込み、セッティングや適正パーツを見極めていくうちに
ピナレロに通算9度目となるツール・ド・フランス総合優勝をもたらしたブラッドリー・ ウィギンス(スカイ)の活躍を記念して、ウィギンスがツールで使用したマイヨジョーヌカラーのDOGMA 65.1 Think2フレームを発売する。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。
ただ、少々理解しかねるのが小さいフレームサイズの異様に立ったシート角である。ジオメトリ表を見ると、500と520のシート角が76度と、まるでトライアスロンバイクのごとく立っている。純正のシートポストではポジションが全く出ないため、試乗ではLOOKのエルゴポス
ビッグブランドの旗艦ながら、最新のインテグラルシートピラーも、力強い大口径BBも、頼もしい極太フォークコラムも、空力に優れたフォルムも、そして派手なカラーリングも持たない。スペックマニアからは見向きもされなさそうな一台だが、しかしツール・ド・フ
ピナレロが最新ロードバイクとしてドグマ65.1・ティンク2を発表する。同モデルは7月15日にトレビーゾで開催される「グランフォンド ラ・ピナ」で初めて一般ユーザーに公開される。またドイツで開催される「ユーロバイク」、イタリア・パドバの「エクスポビチ」、イタ
イタリア・トレビーゾに本拠を構える高品質レースバイクの専門メーカー、ピナレロが初めてのMTBモデルとしてドグマXCを7月に発表する。ロードレーサーのための先進的な考えと常識を覆すアイデアで定評があったが、パフォーマンスとスピードを向上させる知識をオフロー
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ピュア・レーシングの切れ味を持ちながら、非常に高いレーシングバイクの純度を持ちながら、脚への当たりはきわめてジェントル。嫌な硬さがどこにもない。天井知らずの速さを持ちながら、扱いやすく、疲れにくいのである。高剛性バイクのようにそれと格闘する必要は
様々な革新的機構と滑らかで新しい走行感を武器にロードバイクの進化スピードを一気に加速させたニューマドンが、早くもモデルチェンジを遂げた。ランス・アームストロング擁するチームレディオシャックの駿馬として活躍中のそれを、安井は「ロードバイクの進化の
“しなりが瞬発力を生む” という少々威勢の良すぎるキャッチコピーをそのまま鵜呑みにするのは間違いかもしれないが、このフレームには 「このまま一日中走り続けられるんじゃないか」 と思えるくらいペダリングにピタッとフィットする感応スポットがある。これは
モノコックのメテオ・ランチと同時に発売されたラグドフレームのメテオ・スピード。方向性は2台とも同じ。カラーリングを含めた見た目もほとんど同じ。GDRの購入を決意した人ならどちらにするべきか思い悩むところだ。しかし乗れば意外な味付けの違いがあった。
ピナレロジャパンが公式twitterアカウントとオフィシャルfacebookページを利用した情報提供を開始した。すでにカワシマサイクルサプライのアカウントとページを公開していたが、ピナレロジャパンが扱うブランドとカワシマサイクルサプライが扱う輸入ブランドを分けて
ジロ・デ・イタリアで活躍中のイタリア製自転車ブランド、ピナレロのキーホルダーが日本に入荷した。
しかし、実際の評価となるとはやり難しかった。決して万人に勧められる味付けではないからだ。明確に柔らかい。前回のドグマ60.1などと比べると、まるで 「別世界」 の乗り物である。しかし、僕の体重と脚力で踏む限り、巷で言われているほど、そして皆様が思われて
遂に市販されたグラファイトデザインの2本のフレームが自転車界に称賛と否定と歓迎と困惑を巻き起こす中、安井は「性能がどうのこうの…そんなことを列挙するだけなら小学生にだってできる。その前に僕らは、このフレームに対してやらなければならないことがあ
ピナレロジャパン(カワシマサイクルサプライ)が運営するピナクラブジャパンが、チャリティライドイベントを通じて正しい自転車の走り方やマナーを多くの人に伝えるとともに義援金を募る活動を行ない、援金を日本赤十字社「東日本大震災義援金」に寄付した。寄付額は
今年で16回目を迎える「ラ・ピナレロ サイクリングマラソン」のオフィシャルツアー開催が決定した。まるでイタリアに家族ができ、イタリアが故郷になるかのようなスペシャルなツアーで、北イタリアの古都トレビーゾを舞台に毎年7月に開催されるグランフォンドは、その
毎年5月にイタリア全土を舞台にして行われる自転車プロロードレース、ジロ・デ・イタリアの2012年公式ポスターをピナレロジャパンが先着300人にプレゼントする。
とはいえ、表面に二枚ほどソフトな層を残してあるのがこの最新鋭フレームのキモであり、プリンス・カーボンとの最も大きな差異である。プリンスと比べてダンシングがしやすく、長く維持しやすい。メーカーが 「グランフォンドにも対応する」 とアピールしているのは
1995年、インドゥラインのケラルライト。1996年、伝説のパリ。1998年、名車プリンス。2002年、真打ちドグマ。そして2009年、素材こそ変われど常に金属フレームをトップグレードに据えてきたピナレロが、遂に時代と足並みを揃えた。この事実を僕らはどう捉えれば
ピナレロ・オリジナルアイテムとしてiPhone 4-4S用のバンパーケースが日本に限定300個入荷されることになった。材質は背面パネルがヘアライン仕上げのアルミニウム、周囲のバンパーはラバー製となっていて、プレミアム感の高い仕上がりだ。サイドにはPINARELLOのロゴ
春のピナレロインプレッションがニコルユーロサイクルで再開催されることが決定した。前回は予約でほとんど埋まってしまったピナレロの2012モデル試乗会だが、リクエストに応えて、この春再度の開催が決まった。人気モデルのDOGMA、ROKHも用意している。気になるニュ
バイクの評価がファースト・インプレッションから大きくずれることは少ないが、中には第一印象は感動モノだったのに限界領域に連れて行くとボロを出すものや、どうということのなかったものが、長距離を乗り込むにつれ、どんどんとよく感じられてくることもある。59
LOOKといえども斟酌せず。待ち望んでいた595と400kmを共にした安井は、カーボンロードフレーム史上最高傑作と評されるそれに、いきなり悪態をついた。比較の精度を上げるため、595と同じホイールを付けた愛車585ウルトラで計300kmを走り、さらに朧げになりつつ
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
2012シーズンからスカイに移籍した世界チャンピオンのマーク・カベンディッシュ(英国)が乗るピナレロ・ドグマ2のレプリカが発売される。アルカンシエルをあしらったカラーリングは国際自転車競技連合の承認済みで、カベンディッシュが実際に使用するドグマ2と同じも
さて、ここに取り出したるは、筆者が試乗時に背中のポケットに入れて走っている、汗や涙や涎や鼻水がたっぷりと染み込んだインプレノート。新型バイクに対する感動や驚愕や不平不満や罵詈雑言がぶつけられることが多いここに、今回は、「オールラウンド、しかし古典
コルナゴのラインナップ中、最も高性能なスーパー・バイクのうちの1台、そのあまりの華やかさ故にダンボールから出した瞬間思わず絶句!の向日葵CX-1。「EPSショック」 直後という不利な状況をこの幸せの黄色い自転車は跳ね返せるか?伝統を脱ぎ捨てたコルナゴ
精悍なマットブラックで人気のピナレロ・パリ50-1.5 BOBカラーのアルテグラDi2完成車が限定入荷した。サイズは46.5、50、51.5のみ。限定入荷なので追加はないとのこと。548,000円。
ただ、昔のLOOKのようにペダルが回転方向に吸い込まれていくほど滑らかなペダリングフィールはない。常に 「踏む・回す」 を強く意識させる。その上、わざとらしい演出やうわべだけの誤魔化しは一切ない。無慈悲に、潔くスピードを上げてゆく。そのかわり、筋肉は音
顔面着地に続き鎖骨骨折とツイていない安井だが、今回はさらなる不幸に襲われることになる。コルナゴ史上最強と謳われるEPSの2010モデル、しかも彼にピッタリの450サイズの試乗車が用意されてしまったのである。一週間後、300kmに渡る試乗を終えてハンドルを放
ポジションを正確に出すだけでなく、ホイールやサドル、ハンドルなどを私物に付け替えることで条件を統一し、一台につき300km以上を走って評論を下すインプレ企画「安井行生のロードバイク徹底インプレッション」。その最新号となるvol.57を公開しました。
フォークとフレームとのマッチングはもっと煮詰められるように思う。フォーク右ブレードにメーターのトランスミッタを埋め込むのは確かにグッド・アイディアなのかもしれないが、もし僕がエンジニアなら走行性能を司るフロントフォークに大穴を開けるような工作は
あれほどOCLVとmade in USAの優位性を強調するトレックの「TAIWANメイド・非OCLVカーボンバイク」は果たしてどうなのか。狼の皮を被った○○か、それとも…?今回も安井はちょっと意地悪視点で眺め、考え、走り、感じ、もう一度考え、そして評価の仕方に悩み悶
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
Vol.36で乗ったゼニスのピーキーさに比べてハンドリングが普通になっていてびっくりしたが、なんのことはない、サイズの関係でヘッド角が0.5度寝ていただけのことだった (サイズ48:72.5度、サイズ51:73度)。しかしシート角は73度を保っており、スモールサイズだ
08モデルのゼニス・レース、09のゼニス・レース、今回の09ゼニスSLと意図せずしてゼニスマイスターになりつつある安井だが、インプレ直前に約3年ぶりの落車、しかも見事な顔着をメイクして顎・鼻・唇ザックリ。それに怯むことなく軽量化を果たしたSLをヤビツそ