1994年に創業したスイスの自転車ブランド。 効率的で革新的なマウンテンバイクのダンピングシステムを開発して、ハイブリッド自転車のパイオニアとしてスイスで認知されるようになった。 海外にもブランド名が知られるようになったのは01年にプロロードチームのフォナックとスポンサー契約を結んでから。06年と07年にはツール・ド・フランスで注目を集めるほどに。シートチューブ上部の構造が特徴あり、高品位な設計思想が現れる。
なんといってもこの踏み出しの軽さ。そしてこの比類なき登坂力!軽快感とヒルクライム性能命!の一台である。中トルクまでの軽やかさは586も素晴らしいが、585の蹴り上げるトルクにはかなわない。だから硬派。だから魅力的。最近増えてきたライダーのご機嫌をうかが
登場からすでに5年を後にしようとしているLOOK
585を、いまさらながら、安井が本気で走らせた。その動機は完全なる個人的興味。その走行距離は300km以上。前回の586に次世代への飛翔を見た彼は、585にどんな評価を下すのか。前身であるKG481SLを愛してやまない
ジロ・デ・イタリアの主催者は3月7日、5月7日にトリノ近郊で開幕する第94回大会の参加23チームを発表した。別府史之が所属するラジオシャック(米国)、宮澤崇史が所属するファルネーゼビニ(英国)は選出されたが、新城幸也のヨーロッパカー(フランス)はフランス国
ツール・ド・フランスを主催するASOが姉妹大会ともいえる4月10日の第109回パリ~ルーベ、同20日の第75回フレッシュワロンヌ、24日の第97回リエージュ~バストーニュ~リエージュの参加チームと主な出場選手を発表した、
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ハンドリングは安定指向。細かい切り替えしではアンダー傾向だが、直進安定性は非常に良好だ。ダンシングでもセルフセンタリング機構がついているかの如くフロントホイールは常に前を向かんとし、どの速度域でもどんな状態にあってもスタビリティは最高クラス。巡航
“史上最高のクライミングバイク” という、なんとも魅力的なコピーと共にデビューしたLOOK 586。奇跡的にサドル高の合う試乗車と対峙した安井は思う。今、ロードバイクに重要な変化が起きつつあるのではないか。剛性と軽さの追求?ロードフレームの進化とは、
第10回ツアー・オブ・カタールにトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)、マーク・カベンディッシュ(英国、HTC・ハイロード)、アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)らが参戦する。主催するASOが発表した。同大会は2月6日から11日までカター
7月2日に開幕するツール・ド・フランスの出場22チームが発表され、別府史之の所属するラジオシャック(米国)が国際規定で、新城幸也のヨーロッパカー(フランス)が主催者推薦で選出された。1チームは9人編成で、別府は2年ぶり2度目の、新城は3年連続の出場が期待さ
3月6日から13日までフランスで開催されるパリ~ニースの出場22チームが、主催するASOから1月20日に発表され、新城幸也が所属するヨーロッパカーが主催者推薦で加わった。参加チームは国際規定によって18チームが、推薦枠でフランスの4チームが選出された。
しかし、ペダルの入力ポイントとタイヤと路面とのコンタクトポイントを繋ぐ全てのファクターが引っ張り・捻り・曲げ・圧縮などの応力に静かに耐えながらライダーの搾り出すか細いヒューマン・パワーを粛々と後方へと伝えている、そんなチタンという金属の分子レベル
リンスキーのフラッグシップ、R420。この美しいチタンバイクで300kmを後にした安井は、「これに乗るということは、設計者の意志と努力そのものに乗るということ。だからこそ冷静に接するべき」 と語った。レーシングチタンフレームが背負う残酷な現実にも目を向
2月15日から20日まで開催されるツアー・オブ・オマーンが出場16チームを発表した。主催はツール・ド・フランスと同じASOで、2月6日から11日まで開催される第10回ツール・ド・カタールと全く同じ参加チームとなった。
2月6日から11日まで開催される第10回ツール・ド・カタールが、出場16チームを発表した。主催はツール・ド・フランスと同じASO。宮澤崇史が所属するファルネーゼビニ・ネーリソットーリ(英国)と、土井雪広のスキル・シマノ(オランダ)が参戦する。
安直に 「最高」 なんて言葉は使いたくないが、しかし乗り心地もまた 「最高」 である。猫のような脚の動きで路面の凹凸をいなすのに、路面の状態がどんなか、粒の大きいアスファルトか目の細かいコンクリートか、スリッピーなタイルの上か砂利が浮いているから滑り
ひとつのアメリカンブランドが日本に上陸する。あのライトスピード社を創立した人物が立ち上げたチタン専門メーカー 「リンスキー」 だ。今回はベーシックグレードとなるR220を国内初試乗。インプレッションに加えて、安井がその在り方について深く迫る。そもそ
手刀で空を切るようなスカスカの加速。蝶が風に舞うようなヒラヒラのダンシング。どっしりとした重厚感はない。スタートの一瞬においては、ペダルへの入力とバイクの動きとのタイムラグがほとんどゼロ。獰猛。それはかんしゃく玉のようにいきなり速く、荷重は前後左
スラム・レッド、ZIPP ZEDTECH3などの軽量パーツを惜しげもなく使い、メーカーから市販される完成車にも関わらず5.5kgというアウトローな重量を実現したスーパーシックス・アルティメイト。驚きの140万円をプライスタグに掲げるこの超高級車の実態を、300kmを全
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国際自転車競技連合は10月18日、自転車ロードレースの2010シーズン最終となる世界ランキングを発表した。新城幸也は4ポイントの218位。5月のジロ・デ・イタリアにおいて区間3位で4ポイントを獲得している。ロンドンオリンピックのプレイヤーとなる2011シーズンは、1ポ
しかし試乗車に付いていたマッハワン社のマグネシウムリム&デュラエースハブの手組みホイールが、キシリウムSLとは全く異なるRC8の印象を僕に伝えてきた。リム重量390gという軽量性に加え、マグネシウムの素材特性による (と思われる) 快適性が高周波の微振動を
F1マシンの製作にも用いられる技術、HIPACTテクノロジーを採用し、カーボンの利点を最大限に引き出すことを哲学とするブルー・コンペティション・サイクルズ。そのトップモデル、RC8は400km試乗後の安井に何を残したか?新興ブランド「BLUE」の真価と存在意義を
フロントフォークは相変わらず。下位グレードモデルにも関わらず、直安性、回頭性、減速性すべて一級。だが、4回も湾曲するその形状にはどのような意味があるのか、なぜいいのか、その理由を考えることなく、素晴らしいぞ最高だぞとオウムのように同じことを何度も
パリ・カーボンと同型のFP6に続き、プリンス・カーボンに酷似するFP3にも試乗した。ハイエンドバイクのイメージを戦略的に使ったモデルは好きじゃない!と我儘を言う安井だが、FP6の完璧なる性能には文句を付けられなかった。その下位モデルとなるFP3は再び彼の
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イタリアのエリート社ボトルやボトルケージなどの新製品が続々と入荷している。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。
走りにおいてとにかく印象的なのが、薄皮一枚がパーンと張り詰めたかのような、表面の軽快感だ。ペダルを踏んだその瞬間に滑るように走り出し、同時に感じられる軽さは際立っている。バイク各部のフリクションロスが無くなったかのような加速感は、ただただ心地良い
現役時代から機材には異常なこだわりを見せていたメルクスが、最終プロトタイプの試乗で長い間帰ってこなかったという逸話を持つフレーム、Carbon EXM。100枚を越えるカーボンシートをすべて手作業で重ね合わせて生み出されるモノコックカーボンフレームの実力
国際自転車競技連合が7月26日付けの世界ランキングを発表し、同25日に終了したツール・ド・フランスで総合優勝したアルベルト・コンタドール(27=スペイン、アスタナ)が482点で1位になった。
その力強いトラクションは、高速コーナーの立ち上がりなどで大きなギアにチェーンをかけたまま踏み込んだときにも感じることができる。大男に腰のあたりをドーンと押し出されるようなパワフルな加速には、毎度毎度驚かされた。プリンスの加速性能の鋭さは素晴らしい
デビューから6年が経ち、トリプルバテッドのFPXへと進化した孤高のメタルフレーム、ピナレロ・ドグマ。「個人的に最も乗ってみたかった一台」 だという安井が、マグネシウムというマテリアルを総走行距離500kmで味わい尽くす。そしてプリンスカーボンを仮想敵と
第97回ツール・ド・フランスが7月3日にオランダのロッテルダムで開幕する。出場198選手のリストが公開された。戦後初の2大会連続出場となる新城幸也(25=BBoxブイグテレコム)は沖縄県の石垣島出身。沖縄県米軍基地で生まれたクリストファー・ホーナー(38=米国)が
そしてピナレロを走らせるたびに、やっぱりピナレロはいいなと思わせるのが、このハンドリングだ。まさにオン・ザ・レール。スパーンとコーナーの内側をむく。狙ったラインを外さない。俊敏性にも安定性にも富んだピナレロのハンドリングには、ロードバイクを操る愉
パリカーボンの金型を使ったピナレロの新型バイク、FP6に安井が早速試乗。カーボンの弾性率をただ下げただけのフレームではないのか?という疑問を胸に、三増峠〜半原越〜ヤビツ峠という練習コースを二往復。ピカピカのニューモデルを遠慮なくシゴき倒し、合計5
ジロ・デ・イタリアは5月23日、メストレ~モンテ・ゾンコラン間の222kmで第15ステージが行われ、06年の総合優勝者イバン・バッソ(32=イタリア、リクイガス・ドイモ)が初優勝をねらう豪州のカデル・エバンス(33=BMC)に1分19秒差をつけて優勝した。総合1位はダビ
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フレーム自体に弾くような加速性はないものの、必要な剛性はしっかりと出ており、ジェイミス・ゼニスやピナレロ・FP5に似た味付けと言えるだろう。ノリノリでもイケイケでもないが、まろやかに熟成した果実のような感覚は魅力的。路面をカキンと弾く高剛性に慣らさ
ジロ・デ・イタリアは5月15日、カッラーラ~モンタルチーノ間222kmで第7ステージを行い、世界チャンピオンのカデル・エバンス(33=豪州、BMC)が抜け出して区間優勝。2秒遅れの3位でゴールしたアレクサンドル・ビノクロフ(36=カザフスタン、アスタナ)が再び首位に
国内のトッププロチーム「マトリックス・パワータグ・コラテック」が使用するRTカーボン。グラマラスな輪郭を持ち、個性的なカラーリングを纏うカーボンフレームの実力は?ヤビツ、大垂水、相模湖と、一週間で300km以上を走りこんでの徹底インプレッション!
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オランダで開催中のジロ・デ・イタリアは大会3日目となる5月10日、アムステルダム~ミテルブルフ間(224km)で第3ステージが開催され、ベルギーのウォウテル・ウェイラント(25=クイックステップ)が集団スプリントを制して区間優勝した。この日は強風と落車によって