1994年に創業したスイスの自転車ブランド。 効率的で革新的なマウンテンバイクのダンピングシステムを開発して、ハイブリッド自転車のパイオニアとしてスイスで認知されるようになった。 海外にもブランド名が知られるようになったのは01年にプロロードチームのフォナックとスポンサー契約を結んでから。06年と07年にはツール・ド・フランスで注目を集めるほどに。シートチューブ上部の構造が特徴あり、高品位な設計思想が現れる。
第110回パリ~ルーベが4月8日に開催され、その出場25チームがASOから発表された。自動的に出場権を与えられた19チームに加え、フランスのヨーロッパカーやオランダのプロジェクト1t4iなど6チームが推薦枠で選出された。
とはいえ、表面に二枚ほどソフトな層を残してあるのがこの最新鋭フレームのキモであり、プリンス・カーボンとの最も大きな差異である。プリンスと比べてダンシングがしやすく、長く維持しやすい。メーカーが 「グランフォンドにも対応する」 とアピールしているのは
1995年、インドゥラインのケラルライト。1996年、伝説のパリ。1998年、名車プリンス。2002年、真打ちドグマ。そして2009年、素材こそ変われど常に金属フレームをトップグレードに据えてきたピナレロが、遂に時代と足並みを揃えた。この事実を僕らはどう捉えれば
バイクの評価がファースト・インプレッションから大きくずれることは少ないが、中には第一印象は感動モノだったのに限界領域に連れて行くとボロを出すものや、どうということのなかったものが、長距離を乗り込むにつれ、どんどんとよく感じられてくることもある。59
LOOKといえども斟酌せず。待ち望んでいた595と400kmを共にした安井は、カーボンロードフレーム史上最高傑作と評されるそれに、いきなり悪態をついた。比較の精度を上げるため、595と同じホイールを付けた愛車585ウルトラで計300kmを走り、さらに朧げになりつつ
着圧ウエアのブランドとして知られる2XUが、オーストラリア初のトッププロチーム、グリーンエッジと、オーストラリアのカデル・エバンスが所属するBMCととコンプレッション製品パートナーの公式独占契約を締結した。
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ツアー・オブ・オマーンが2月14日から19日まで同地で開催され、日本登録のブリヂストン・アンカーが参加する。2月5日から10日まで行われる第11回ツアー・オブ・カタールに続く海外遠征で、どちらもツール・ド・フランスを運営するASOが主催する大会で、出場16チームは
ヨーロッパの主要ステージレースの開幕戦となる第70回パリ~ニースが3月4日から11日までフランスで開催され、その出場22チームが主催するASOから発表された。別府史之のグリーンエッジ、宮澤崇史のサクソバンク、新城幸也のヨーロッパカー、土井雪広のプロジェクト1t4
第11回ツアー・オブ・カタールが2月5日から10日までカタールのドーハなどで開催され、日本登録のブリヂストン・アンカーが参加する。出場16チームで1チームは8人編成。
さて、ここに取り出したるは、筆者が試乗時に背中のポケットに入れて走っている、汗や涙や涎や鼻水がたっぷりと染み込んだインプレノート。新型バイクに対する感動や驚愕や不平不満や罵詈雑言がぶつけられることが多いここに、今回は、「オールラウンド、しかし古典
コルナゴのラインナップ中、最も高性能なスーパー・バイクのうちの1台、そのあまりの華やかさ故にダンボールから出した瞬間思わず絶句!の向日葵CX-1。「EPSショック」 直後という不利な状況をこの幸せの黄色い自転車は跳ね返せるか?伝統を脱ぎ捨てたコルナゴ
ただ、昔のLOOKのようにペダルが回転方向に吸い込まれていくほど滑らかなペダリングフィールはない。常に 「踏む・回す」 を強く意識させる。その上、わざとらしい演出やうわべだけの誤魔化しは一切ない。無慈悲に、潔くスピードを上げてゆく。そのかわり、筋肉は音
顔面着地に続き鎖骨骨折とツイていない安井だが、今回はさらなる不幸に襲われることになる。コルナゴ史上最強と謳われるEPSの2010モデル、しかも彼にピッタリの450サイズの試乗車が用意されてしまったのである。一週間後、300kmに渡る試乗を終えてハンドルを放
フォークとフレームとのマッチングはもっと煮詰められるように思う。フォーク右ブレードにメーターのトランスミッタを埋め込むのは確かにグッド・アイディアなのかもしれないが、もし僕がエンジニアなら走行性能を司るフロントフォークに大穴を開けるような工作は
あれほどOCLVとmade in USAの優位性を強調するトレックの「TAIWANメイド・非OCLVカーボンバイク」は果たしてどうなのか。狼の皮を被った○○か、それとも…?今回も安井はちょっと意地悪視点で眺め、考え、走り、感じ、もう一度考え、そして評価の仕方に悩み悶
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Vol.36で乗ったゼニスのピーキーさに比べてハンドリングが普通になっていてびっくりしたが、なんのことはない、サイズの関係でヘッド角が0.5度寝ていただけのことだった (サイズ48:72.5度、サイズ51:73度)。しかしシート角は73度を保っており、スモールサイズだ
08モデルのゼニス・レース、09のゼニス・レース、今回の09ゼニスSLと意図せずしてゼニスマイスターになりつつある安井だが、インプレ直前に約3年ぶりの落車、しかも見事な顔着をメイクして顎・鼻・唇ザックリ。それに怯むことなく軽量化を果たしたSLをヤビツそ
フィジークがツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを獲得したBMCのカデル・エバンスと、マイヨベールを獲得したHTC・ハイロードのマーク・カベンディッシュを祝福する限定サドルを発売する。日本にはそれぞれ80個が入荷される。
R3シリーズのキモは (フレーム形状を一瞥しただけでおおよその想像はつくが) シートステーとチェーンステーにあると思う。極太チェーンステーと、不安になるほど細く横方向に偏平させてあるシートステーによって、横方向にかかる力 (ペダリングなど) に対しては
今回は安井にとって人生初となるサーベロ。せっかくだから、と08ツール総合優勝のハクが付く最上級モデルのR3-SLを借り、300kmのインプレッションに臨んだ。「パーフェクト!」なんていう、乗り物の試乗記を書かんとする人間が抱く感想としてはおおよそ相応しく
ブレーキングはどうか。デュラエースの高剛性キャリパーで、しかもわざと意地悪なやり方でリムをわしづかみにしてみても、減速中の挙動に破綻はまったくなく、減速しようと思えば意図したものと寸分のズレもないマイナス加速度でズズッと減速するし、止まろうと思え
リドレーの輸入代理店、JPスポーツから大きなダンボール箱が届いた翌日、編集部のPCに「天気がいいのでヤビツに行ってきます。仕事ですから。アディオス。」と書き残し、締め切り迫る原稿を(一時的に)放棄してパールホワイトのダモクレスと共に山へと消えた安
第98回ツール・ド・フランスは最終日となる7月24日、クレテイユ~パリ・シャンゼリゼ間の95kmで第21ステージが行われ、オーストラリアのカデル・エバンス(34=BMC)が初優勝した。1分34秒遅れの総合2位はルクセンブルクのアンディ・シュレック(26=レパード・トレッ
ツール・ド・フランスは7月23日、グルノーブルで第20ステージとして個人タイムトライアル(44.5km)が行われ、区間2位の好タイムで走ったカデル・エバンス(34=オーストラリア、BMC)が総合成績で逆転し、首位に立った。
ツール・ド・フランスは7月20日、フランスのガップからイタリアのピネローロまでの179kmで第17ステージが行われ、スカイのエドワルド・ボアソンハーゲン(24=ノルウェー)が独走で第6ステージに続く区間2勝目を挙げた。
ツール・ド・フランスは7月19日、サンポールトロワシャトー~ガップ間の162.5kmで第16ステージが行われ、世界チャンピオンのトール・ヒュースホウト(33=ノルウェー、ガーミン・サーベロ)がチームメートを含む3選手のゴール勝負を制して優勝した。大会通算10勝目。
ツール・ド・フランスは7月16日、サンゴーダン~プラトードベイユ間の168.5kmで第14ステージが行われ、オメガファルマ・ロットのイェル・バネンデルト(26=ベルギー)が優勝。総合1位のトーマ・ボクレール(32=フランス、ヨーロッパカー)は他の有力選手とともにゴ
しなやかな面を強調することに変わりはないが、一度バイクとシンクロしてしまえば、加速にもどかしさはほとんど感じない。なぜならそれは、子供のための絶叫マシンのような分別のないものではなく、「加速とは、望む速度に至るまでに必要ないち過程にすぎない」 と
100年の歴史を持つスペインの老舗ブランド、BHが誇るフラッグシップモデルG4。いまやフレーム価格70万円を超えることも珍しくないハイエンドバイク市場にあって、プロユースモデルながら半額以下のプライスタグを付けるそれは、彼らと対等に渡りあえるのか。2週
ツール・ド・フランスは7月5日、ロリアン~ミュールドブルターニュ間の172.5kmで第4ステージが行われ、BMCのカデル・エバンス(34=オーストラリア)がサクソバンクのアルベルト・コンタドール(28=スペイン)を制して優勝した。
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
話がだいぶ逸れたが、今回の主役はゼニス・レースだった。こんなイイ話が今の自転車業界にもあるのだぞ、ということをみなさんに知ってもらいたかった次第である。
さて、ゼニス・レースは今企画のvol.13でも走らせたバイクだが、09モデルになってフルモデルチェン
最新スペックの採用で大幅に進化を遂げたという新生ゼニスを前に、「08モデルにBB30入れてヘッド太くしただけ?そんなんでちゃんと走んのかよ?地味なルックスとナゾのパーツアッセンブルは健在だな」 などと暴言を吐いてグーサイクル営業チームをヒヤヒヤさせ
フィジークのサドルに2011チームエディションやレディースレーシングサドルが初入荷した。フィジーク2011チームエディションキットは、カラーだけでなく各チームがメインで使用しているサドルと同じ仕様で、チームによってモデルが異なる。アリオネドンナ00は、レーシ
というわけで、「確かにカッコイイけど結局デザインモノってのは往々にしてナァ…」 と、あまり健全とは言えない猜疑心を抱えたまま走り出したのだが、疑いは驚きに変わった。あっさりと。いきなり安直な感想を一言で述べるとすれば、「SLX01は、かなり速い」。基本
スイスの新星BMCが放つ、煌く個性を持つ最新モデル、SLX01。今あえて変則的アルミ/カーボンコンポジット構造を採用した意味とは? その素晴らしいスタイリングは、走っても素晴らしいのか? ホイールをあれこれと換えながら、ときおり雪も舞った峠でせっせと走
だからFP7がその本質を見せるのは、乗り手が歯を食いしばってハンドルを強く握り締め、筋肉を強張らせてペダルを本気で踏み初めてからだ。そういう走り方をしないとFP7の真価は見えてこない。のんびりと走っているうちは入力に対するレスポンスに暖かみがなく、感性
サイクルモード2008で主役をさらったピナレロの新型レーシングバイク、FP7。イタリアンスーパーロードバイクの風情強く漂わすこの最新モデルに、安井はいかなる印象を抱き、300kmを経ていかなる結論に至ったか。そもそもモールド流用バイクに健全なるロードレー