1995年にタイムトライアルモデルをリリースしてレース界に参入したブランド。 イタリア語で「頭脳」を意味するcervelloと、フランス語で自転車という意味のveloをかけ合わせた言葉がブランド名。もともとトップ選手がタイムトライアルで速く走れるマシンをオーダーしたのが始まり。その性能のよさに注目が集まり、ひとつのブランドとして歩み始めた。 タイムトライアルモデルはトライアスリートにも愛用されるようになり、さらに通常のロードレース用バイクもリリース。エアロ形状という独特のフォルムを保ちながら、ツール・ド・フランスで勝利を争うバイクに成長を遂げた。
マドンシリーズだけでなく、アルミ系ロードもフルモデルチェンジさせたトレック。フラッグシップモデルのマドン6.9と同時に、アルミ・カーボンバックフレームの入門機、2.1も借りてみた。奥多摩方面の山岳で二日間・計300kmを走ってその実力を徹底レポート!
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7月3日に開幕する第97回ツール・ド・フランスに出場する22チームが、3月30日に主催するASOから発表された。別府史之(26)のラジオシャック、新城幸也(25)のBboxブイグテレコムが選出されたことで、2年連続の大会出場が期待される。
剛性としなやかさが適度にバランスされたフレームは多数存在するが、このC-F1のように 「剛」 と 「柔」 を同時に抱くフレームは珍しい。表面の上質なしなやかさ・滑らかさが、フレームの内部で強靭なコアへと無段階に繋がっていく。この 「無断階に」 というのがC-
イタリアのフレームビルダー、マウロ・サニーノ氏がハンドメイドするC-F1。カーボンシートの間にハニカム構造のケブラー繊維を挟み込むという今までにない構造を用いたスペシャルモデルはどんな走りをしてくれるのか?安井が箱根峠を走ってレポート。今回はあま
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
6.9のプロフィットにアッセンブルされていたホイール (アイオロス5.0カーボン) は高速域に特化したモデルだったため、ゼロ加速は決して軽くなく、登坂でもどっしりとした重みを感じる。この組み合わせでは、初期加速や登坂において、他のハイエンドバイクと比べて
インテグラルBB、シートマスト、No90フォークなど独自の機構を取り入れ、規格に縛られていた既存の構造を破壊しながら大幅に進化してきたニューマドン。そのマドンシリーズのトップモデルが6.9だ。今もっとも注目すべきこのバイクを、ライター安井があらゆる地
本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
ヒルクライムを終えても一息ついている場合ではない。このCAAD9で、ダウンヒル、特にテクニカルなワインディングをこなすのは、何物にも代えがたい至福の時となるからだ。スーパーシックスのような曖昧さが全くない絶対的剛性は感じられない。しかしこのフルアルミ
クロモリ全盛時代からカーボンが主流になった現在まで、キャノンデールは一貫してファットチューブのフルアルミフレームを作り続ける。キャノンデールの代名詞ともいえるCAADシリーズも今や9代目。この時代にあえてフルアルミに乗る理由とは?今回もライター安
これで乗鞍岳を登れといわれたら、軽量・高剛性に慣らされてしまったカラダには刺激的とは決して言えずに躊躇してしまうが、サーキットレースを走れと言われれば僕は何の不満も言わずに走る。平地シッティングの踏み返しでは実によく反応してくれるし、高速の維持も
ジェイミスがリリースする入門用コンプリートバイク、ヴェンチュラ。ダブルバテッドアルミフレームにカーボンフォークとカーボンバックを組み合わせ、シマノ・105をインストールしたバランスのとれたモデルだ。今回も安井が300kmオーバーを走破しての徹底試乗!
カーボンフレームが進化し、快適性と動力性との両立を可能としている現在、クロモリロードフレームの乗り心地がいいというのはもはや幻想に近いのかもしれない。このジェイミス・クエストにもしっかりとした振動が伝わってくる。しかし、ショックをブルンブルンとい
ジェイミスといえばクロモリ。シンプルで美しい細身のシルエット。今回試乗するのは、レイノルズ・631という定評あるクロモリパイプで組まれ、クラシックでノーブルなカラーリングを纏うスチールバイク。そんなジェイミス・クエストで、ライター安井は休日の海
加速でも踏んだ感じはふわりとしているが、しっかりとスピードは伸びる。スプリントのように踏み込んでも、ソフトではあるもののフレームにコシがあり、思った以上に高速までスピードを上げてくれるのだ。いわゆるコンフォートバイクには高回転を強要してくる (踏
ベルギー国境にあるフランスの街、Roubaix (ルーベ) は、荒々しい石畳の上を駆け抜ける過酷なクラシックレース、パリ−ルーベのゴール地点。その地にちなんで命名された快適系フルカーボンロードバイク、スペシャライズド・ルーベをロングライドで試す。
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本邦初! 迫力のライディングシーンにマッチしたサウンドをバックに、マシン特性を解説したオリジナル映像を収録
山岳地帯に持ち込んでもその性能はエクセレント!である。魔法のように軽く、モーターが付いているかの如くよく進む。羽のようにしなやかに…というよりは、トラクションがガッツンドッカンとかかる感じだ。シッティングでもよく走るし、ダンシングでもトルクをかけ
パオロ・ベッティーニによって2007年のロード世界選手権を制覇し、文字通り世界最高のロードバイクとなったS-WORKS ターマックSL2。スペシャライズド史上最も高い剛性と軽量性を持つというピュアレースバイクを、300kmに渡って徹底試乗!
(text:安井行生 pho
09年のツール・ド・フランスで活躍したサクソバンクが、その前身のチームCSC時代にアメリカで行った風洞実験の模様を撮影したドキュメンタリー番組が、インターネットテレビのシクロチャンネルで視聴できる。番組には、タイムトライアル世界チャンピオンのファビアン
ツール・デュ・ポワトーシャラントは8月28日に最終日を迎え、サクソバンクのグスタフ・ラーションが総合優勝した。最終ステージではEQA・梅丹本舗の宮澤崇史が残り3kmからアタックしたが、大集団に吸収された。ステージ優勝はサーベロのハインリッヒ・ハウスラー 。
フランスで開催されていた4日間のステージレース、ツール・デュ・ポワトーシャラントは、8月27日に2つのステージを行い、サクソバンクのグスタフ・ラーションが総合1位を堅持した。同選手は午前中に行われた第3ステージの個人タイムトライアルで首位に立ち、午後に行
と、散々難癖をつけたものの、いざ走り出すと実によく進んでくれるのだから説得力がない。ソフトなのにハード。硬いのに柔らかい。うーんこれはどう表現すればいいんだろうと悩んでいるうちに気付けばスピードがどんどん上昇しているという不思議な第一印象に、何も
そのスタイリングと性能で人々を魅了し、世界中で好調なセールスを続けているオルベア・オルカは2008年も続投される。美しすぎるルックスを堪能し、そのデザインの必然性を考え、そしてスタイリングを一度忘れて、山岳を含む300kmで純粋な走行性能を試す。
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ツール・ド・フランスは7月26日に最終日を迎え、スペインのアルベルト・コンタドール(26=アスタナ)が2年ぶり2度目の総合優勝を達成した。総合2位はルクセンブルクのアンディ・シュレック(24=サクソバンク)。大会7連覇の実績を持ち、3年半ぶりに現役復帰した米国
ツール・ド・フランスは7月24日、ブルゴワン・ジャリュ~オブナス間の178kmで第19ステージを行い、英国のマーク・カベンディッシュ(24=チームコロンビア)がゴール勝負を制した。今大会5勝目、大会通算9勝目。スキル・シマノの別府史之(26)も世界の最強スプリンタ
ツール・ド・フランスは7月21日、スイスのマルティニからフランスのブールサンモリスまでの159kmで第16ステージが行われ、スペインのミケル・アスタルロサ(29=エウスカルテル)が残り3kmから抜け出して初優勝。総合成績ではスペインのアルベルト・コンタドール(26
ツール・ド・フランスは7月19日、フランスのポンタルリエからスイスのベルビエまでの207.5kmで第15ステージが行われ、2年ぶり2度目の総合優勝をねらうスペインのアルベルト・コンタドール(26=アスタナ)が、07年の第14ステージに続く区間2勝目を挙げた。総合成績で
ツール・ド・フランスは7月18日、コルマール~ブザンソン間の199kmで第14ステージが行われ、セルゲイ・イワノフ(ロシア、カチューシャ)が独走で、大会通算2勝目を挙げた。Bboxブイグテレコムの新城幸也(24)は後続集団の追撃に参加するなど積極的な走りを見せて84
ツール・ド・フランスはドイツ国境に近いボージュ山脈へ。7月17日に行われた第13ステージで、スキル・シマノの別府史之は86位でゴールした。以下は同チームスタッフの今西尚志によるレポート。
ツール・ド・フランスの山岳賞争いは後半戦の山場、アルプス突入を目前にした第13ステージでイタリアのフランコ・ペッリゾッティ(リクイガス)の手に渡った。峠の頂上に難易度に応じた得点が設定され、その合計点で争う賞。1位選手には白地に赤い豆をちりばめたマイ
ツール・ド・フランスは7月17日、ビッテル~コルマール間の200kmで第13ステージが行われ、ハインリッヒ・ハウスラー(ドイツ、サーベロテストチーム)が独走で優勝。総合成績ではイタリアのリナルド・ノチェンティーニ(31=AG2R)が7日連続でマイヨジョーヌを守った
ツール・ド・フランスは7月16日、トネール~ビッテル間の211.5kmで第12ステージが行われ、サクソバンクのニキ・セレンセン(デンマーク)が独走で初優勝を飾った。スキル・シマノの別府史之(26)は74位、Bboxブイグテレコムの新城幸也(24)は116位。
ハンドリングは素直で良好。直進安定性が高く、かつコーナリングはニュートラル。がっしりとしたフォーク・シートステーによってブレーキは前後ともよく効く。快適性については思いのほか振動が伝わってくる印象を受けたが、表面はソフトなのでガツガツとした衝撃は
ツール・ド・フランスは7月15日、バタン~サンファルジョー間の192kmで第11ステージが行われ、スキル・シマノの別府史之(26)がスタート直後にアタックするなど積極的な走りを見せた。以下は同チームスタッフの今西尚志によるレポート。
ツール・ド・フランスは7月15日、バタン~サンファルジョー間の192kmで第11ステージが行われ、イギリスのマーク・カベンディッシュ(24=チームコロンビア)が前日に続いて大集団によるゴール勝負を制して今大会4勝目、通算8勝目を挙げた。スキル・シマノの別府史之(
アメリカのプロレースでも活躍するジェイミス・ゼニスシリーズのセカンドグレード、ゼニス・レース。この価格帯としては珍しくT700というハイグレードのカーボンを素材に使用したフルカーボンロードバイクを、ライター安井が300kmに渡って徹底テスト!
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ツール・ド・フランスの主催者は7月15日、前日に行われた第10ステージの記録を修正した。区間53位から158位までの選手が15秒遅れとなっていたが、区間1位と同タイムに訂正され、このため15秒遅れの集団でゴールしたリーバイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ)の
ツール・ド・フランスは7月14日、リモージュ~イスデュン間の194.5kmで第10ステージが行われ、イギリスのマーク・カベンディッシュ(24=チームコロンビア)が大集団によるゴール勝負を制して今大会3勝目、通算7勝目を挙げた。Bboxブイグテレコムの新城幸也(24)は26
数々のビッグレースを制し、世界のロードレーサーから羨望のまなざしを受けるカナディアンブランド「サーベロ」が、全国のサイクルショップで試乗車として使用した完成車を特別価格(定価の30%引き)にて購入できる「サーベロテストライドキャンペーン」を実施してい