今回の鶏足山登山は、農家の高萩和彦さんに同行して頂いた。高萩さんは、鶏足山が位置する城里町で、一人で農業を営んでいる。
スイスの新星BMCが放つ、煌く個性を持つ最新モデル、SLX01。今あえて変則的アルミ/カーボンコンポジット構造を採用した意味とは?
FP7がその本質を見せるのは、乗り手が歯を食いしばってハンドルを強く握り締め、筋肉を強張らせてペダルを本気で踏み初めてからだ。そういう走り方をしないとFP7の真価は見えてこない。
サイクルモード2008で主役をさらったピナレロの新型レーシングバイク、FP7。イタリアンスーパーロードバイクの風情強く漂わすこの最新モデルに、安井はいかなる印象を抱き、300kmを経ていかなる結論に至ったか。
なんといってもこの踏み出しの軽さ。そしてこの比類なき登坂力!軽快感とヒルクライム性能命!の一台である。
トップグレードに限っていえば、281、381、481とほとんどシルエットを変えることなく、細くしなやかなカーボンフレームを作り続けてきたLOOKが、2004年に突如として発表したフラッグシップモデル、585。
ハンドリングは安定指向。細かい切り替えしではアンダー傾向だが、直進安定性は非常に良好だ。ダンシングでもセルフセンタリング機構がついているかの如くフロントホイールは常に前を向かんとし、どの速度域でもどんな状態にあってもスタビリティは最高クラス。
“史上最高のクライミングバイク” という、なんとも魅力的なコピーと共にデビューしたLOOK 586。
チタンという金属の分子レベルの原始の振る舞いがまざまざとした実感となって伝わってくるという走り方、そしてそれがある種のライダーを瞬く間に魅了するという現象は、ロードバイクにおける官能の世界の中の一つの奇跡と言えるものかもしれない。
自転車に乗り出してからの一番のメリットは健康維持が出来ていることである。また、脚力が付くとドンドン走りたくなる。ただし、私は70歳を超えている。高齢であるため、オーバーワークにならないように気遣いはしている。
毎日新聞の記事(注1)によると、自転車乗用中の死傷事故発生率が最も高いのは埼玉県草加市(307.7人、注2)。僕が住んでいるところです。2014年もすでに419人(10月末現在)が死傷。これは数で県内3位、率で県内2位です。なぜそんなに高いのかを考えてみました。
リンスキーのフラッグシップ、R420。この美しいチタンバイクで300kmを後にした安井は、「これに乗るということは、設計者の意志と努力そのものに乗るということ。だからこそ冷静に接するべき」 と語った。
安直に 「最高」 なんて言葉は使いたくないが、しかし乗り心地もまた 「最高」 である。
ツール・ド・フランスは4年に一度のオリンピック、同じく4年に一度のサッカー男子W杯(FIFAワールドカップ)と開催期間が重複するので、そんなときは話題性を高めるために海外で開幕することが多い。ボクも何度か紹介しているし、周知の自転車ファンも多いだろう。
ひとつのアメリカンブランドが日本に上陸する。あのライトスピード社を創立した人物が立ち上げたチタン専門メーカー 「リンスキー」 だ。
手刀で空を切るようなスカスカの加速。蝶が風に舞うようなヒラヒラのダンシング。どっしりとした重厚感はない。スタートの一瞬においては、ペダルへの入力とバイクの動きとのタイムラグがほとんどゼロ。獰猛。
全米野球記者協会は11月26日、2015年の殿堂入り候補34人を発表した。これまで殿堂入りを見送られてきた常連に、新たに資格を得た17名で構成される。
普段何気なく越えてしまっている「県境」。県境の看板を見ると、遠い場所まで来た実感がわくものだ。その県境を、山を歩きながら越えるのも、また乙なものである。
スラム・レッド、ZIPP ZEDTECH3などの軽量パーツを惜しげもなく使い、メーカーから市販される完成車にも関わらず5.5kgというアウトローな重量を実現したスーパーシックス・アルティメイト。
寒い、寒すぎて、走れないと思いつつも、晴れ間を見て走ってきました。
先日、ノルウェーのオスロを訪れた。北欧には行った事があるが、ノルウェーは初めてであり、目の前に広がる湖のようなフィヨルドの海に圧倒される。
オーストラリアはスポーツがとても盛んな国。週末になると公園では、スポーツに汗を流している姿が印象的です。
北風が強まり、外に出るのがためらわれる季節になりました。日が短くもなり、気がついたら外は真っ暗ということも。そんな季節でも、寒さを気にせず安全に自転車を楽しむことができます。今回はその方法をお知らせします。
サルドプレスと呼ばれるツール・ド・フランスのプレスセンターによくある光景。テレビモニターではスタート直後から必死で逃げている選手が大写しになっているが、「今日は平坦ステージだからゴール手前に捕まるだろ」と、記者は他人ごとでパソコンのキーボードをたたく。
毎年、8月になると私は日本からの短期留学生の受け入れスタッフ・フォトグラファーとして学生のお世話をしています。
フロントフォークは相変わらず。下位グレードモデルにも関わらず、直安性、回頭性、減速性すべて一級。
「人々に愛されている」と感じる山がある。それはどんな山か。筆者は、山の整備具合で判断している。
パリ・カーボンと同型のFP6に続き、プリンス・カーボンに酷似するFP3にも試乗した。
走りにおいてとにかく印象的なのが、薄皮一枚がパーンと張り詰めたかのような、表面の軽快感だ。
狙ったラインを外さない。俊敏性にも安定性にも富んだピナレロのハンドリングには、ロードバイクを操る愉しみそのものが凝縮されている。
写真の仲間に紅葉狩りへ誘われ、メッセンジャーバッグにカメラを入れて出発。南日本の紅葉とグルメを堪能するライドを紹介します。
イギリスのファッションブランドSWASHと日本を代表する自転車ブランドTOKYO BIKEがスペシャルコラボレーション自転車を発表した。
パリカーボンの金型を使ったピナレロの新型バイク、FP6に安井が早速試乗。カーボンの弾性率をただ下げただけのフレームではないのか?という疑問を胸に、三増峠~半原越~ヤビツ峠という練習コースを二往復。
先月に稲刈りを終えて、実りの秋。やっとのことで、新米をいただく季節になった。春の、もみまきから稲取り、田植え。梅雨から夏場にかけての、草取り。約半年かけて豊かに実った稲。半年分の苦労をねぎらって、新米を食べる。
丹沢山地を縦断する県道70号線は、ヤビツ峠(標高761m)をはさんで南が表ヤビツ、北が裏ヤビツと称されています。多くのサイクリストが“表”から上るこの峠を、連休の最終日に“裏”から上ってみました。