自転車ロードレース界は常にドーピング問題を抱えてきた。 過酷すぎるレースで結果を残すことに固執するあまりの行き過ぎた判断で、一時は名声を欲しいままにした選手が、ドーピングでその名を地に落とすことも。 この問題に目を向け、根本解決に真摯に向き合わなければならない。 報道陣も然りであり、公正で正確な情報公開に徹す必要がある。
3月9日に発表されたドーピング調査報告書「CIRCレポート」。現役トップ選手のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が2010年ツール・ド・フランスの優勝をはく奪されたドーピング事件について、その対応の公平性に問題があったと指摘している。
3月9日に発表されたドーピング調査報告書「CIRCレポート」。その中で、1990年代後半に自転車界の英雄として台頭したランス・アームストロングをUCI(自転車競技連盟)が優遇し、ドーピング疑惑に対して徹底的な調査を行ってこなかったことが明らかとなった。
UCI(国際自転車競技連合)は3月9日、CIRC(自転車競技独立改革委員会)による227ページにおよぶドーピングに関する報告書・勧告書を発表した。
ドーピング問題で、ワールドツアーライセンス取り消しの危機にあるカザフスタンのアスタナ。チームのチーフドクター、ヨースト・デマーセネア医師は「我々はドーピングとの戦いの最前線にいる」と潔白を主張している。
ベルギーのケビン・デウェールト(ロットNLジャンボ)が、ドーピング容疑で捜査されているクリス・メルテンス医師と関係があったとの3月3日の報道に対し、潔白を主張している。
UCI(国際自転車競技連合)は、2014年に起こったドーピング事件の調査結果を踏まえ、アスタナのプロツアーライセンス取り消しを要求すると2月27日に発表した。
ドーピング違反によりツール・ド・フランスのタイトルをはく奪されたランス・アームストロングが、アメリカ・ダラスに拠点を置くSCAプロモーションズ社から1000万ドル(約12億円)の罰金支払いを請求されていることが、2015年2月16日、SCA社からの声明で明らかとなった。
イタリアのランプレ・メリダは所属選手ディエゴ・ウリッシのドーピング違反からの競技復帰について、チームなどからなる独立系反ドーピング団体のMPCC(信頼ある自転車競技のための運動)が異議を差し挟んでいることに反論を展開している。
2月1日に行われたUFC183のメインカード、アンデウソン・シウバ対ニック・ディアスの試合は、シウバが判定でディアスを下し骨折から13ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。
薬物規程違反で昨シーズン全試合出場停止の処分を受けたアレックス・ロドリゲス内野手が、所属するニューヨーク・ヤンキースのオーナー、ゼネラルマネージャーらと会談し謝罪した。
ドーピング違反によりツール・ド・フランスのタイトルを剥奪され、自転車界から永久追放処分を受けているランス・アームストロング(アメリカ)が出演するミュージックビデオが公開されている。
チェコのトップ選手、ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)はバイオロジカルパスポートの数値異常によりドーピング違反を疑われていて、自らの潔白を主張するためにウソ発見器による検査を受けた。
2014年ジロ・デ・イタリアでドーピング陽性容疑となったディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)がスイス五輪委員会から9カ月の出場停止処分を受けたことが、1月19日にチームから発表された。
2015年1月1日に発効となった新たな世界アンチドーピング規則に対応するため、UCI(国際自転車競技連合)は独自のアンチドーピング規則の変更を行ったことを1月6日に発表した。
独立アンチドーピング団体のMPCC(信頼ある自転車競技のための運動)は、アスタナ、ランプレ・メリダなどの7チームについて新たなドーピング違反者が出た場合は、自主的に活動停止するようにと通告している。
UCI(国際自転車競技連合)は、イタリアのマウロ・サンタンブロージョが2014年10月22日に競技外抜き打ち検査で採取したサンプルからテストステロンの違反が疑われる分析結果があったと12月18日に発表した。
イタリアでドーピング報道の渦中にあるミケーレ・フェラーリ医師が、一部報道に関して自らの公式サイトで12月10日に反論を展開した。
ドーピング問題に揺れるカザフスタンのアスタナについて、UCI(国際自転車競技連合)はライセンス委員会が条件付きでワールドツアーライセンスを認可したことを12月10日に発表した
全米野球記者協会は11月26日、2015年の殿堂入り候補34人を発表した。これまで殿堂入りを見送られてきた常連に、新たに資格を得た17名で構成される。
自転車競技界からのドーピング根絶を目指す世界的反ドーピング倫理運動『MPCC』に、『エキップアサダ』が日本チームとして初めて賛同者加盟すると発表した。正式賛同者加盟日は2015年1月1日。
MPCCはイタリアのプロコンチネンタルチーム、ネーリソットーリをドーピング問題で2015年10月まで活動停止処分にすることを12月3日に発表した。
ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)が、自らのドーピング事件に関する情報を掲載したホームページを設立。バイオロジカルパスポートのデータも公開し、潔白を主張している。
カザフスタン自転車競技連盟の理事会は、ドーピング事件の内部調査が終了するまでの間、アスタナ・コンチネンタルチームの活動を中止することを11月28日に発表した。また、アスタナ・コンチネンタルチームのドミトリ・セドウンGMの解雇も決まった。
UCI(国際自転車競技連合)はアスタナ・コンチネンタルチームのカザフスタン人選手、アルトゥール・フェドセイエフに筋肉増強剤のタンパク同化男性化ステロイド陽性が疑われる分析報告があったと11月26日に発表した。
UCI(国際自転車競技連合)は、アスタナ・コンチネンタルチームのカザフスタン選手ビクトル・オキシェフから禁止薬物が検出されたことを11月19日に発表した。
米メディアは11月5日、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手が2014年1月、麻薬取り締まり局に対し禁止薬物の使用を認めていたことが分かったと報じた。
ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)のドーピング無罪裁定に対し、UCI(国際自転車競技連合)とWADA(世界アンチドーピング機関)が上訴したことを受けて、クロイツィゲルの弁護士のヤン・ストビチェク博士が反論した。
ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)のバイオロジカルパスポートに数値異常が見られたことによるドーピング問題について、UCI(国際自転車競技連合)とWADA(世界アンチドーピング機構)はCAS(スポーツ仲裁裁判所)に上訴することを10月23日に発表した。
アスタナ所属のカザフスタン人選手の相次ぐドーピング違反を受けて、カザフスタン国立アンチドーピングセンター(KazNADC)とカザフスタン自転車競技連盟(KCF)は、2015年から国内プロ自転車選手を監視するバイオメトリックパスポートを導入することを10月22日に発表した。
アスタナに新たなドーピング違反者が発覚したことを受けて、UCI(国際自転車競技連合)はチームの運営体制とアンチドーピング政策の再検討をライセンス委員会に要求することを10月16日に発表した。
アスタナはイグリンスキー兄弟のドーピング事件を受けて、内部調査を実施していることを10月10日に明らかにした。
カザフスタンのアスタナは所属していたマキシム・イグリンスキーのドーピング違反を受けて2014年UCIワールドツアー最終戦となるツアー・オブ・北京(10月10~14日)にチームとして参戦しないことを10月6日に表明した。
アジア大会の陸上女子ハンマーで3連覇を達成した張文秀からドーピング反応あった。結果、同選手は金メダルを剥奪、失格処分となり、4位の綾真澄が銅メダルに繰り上がるという事態となった。
ドーピング陽性を疑われているディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)の処分について、UCI(国際自転車競技連合)とチームの対応で相違が見られている。
バレンティン・イグリンスキー(アスタナ)がドーピング陽性であることが、9月10日にUCI(国際自転車競技連合)から発表された。2014年8月11日のエネコツアー中にイグリンスキーから採取したサンプルから、禁止薬物EPOが検出されたため。
ティンコフ・サクソの主力選手、ロマン・クロイツィゲルが8月2日にUCI(国際自転車競技連盟)アンチドーピング委員会から暫定出場停止処分を科され、3日から開幕するツール・ド・ポローニュ(ポーランド)に参戦できないことが明らかになった。