ドーピング問題でイタリアのネーリソットーリがチーム活動停止に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドーピング問題でイタリアのネーリソットーリがチーム活動停止に

スポーツ 短信
マッテーオ・ラボティーニ(ネーリソットーリ)
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MPCCはイタリアのプロコンチネンタルチーム、ネーリソットーリをドーピング問題で2015年10月まで活動停止処分にすることを12月3日に発表した。

MPCC(フランス語で『信頼ある自転車競技のための運動』の略)はチーム、スポンサー、レース主催者などからなる反ドーピング団体。12月2日に理事会を開き、ネーリソットーリのスポーツディレクターから聴取した後、2015年10月のMPCC総会まで活動停止処分にすることを全会一致で議決した。

ネーリソットーリは、イタリア人選手マッテーオ・ラボティーニがドーピング容疑に問われている。

またMPCC理事会は、3選手がドーピング容疑に問われているアスタナ・コンチネンタルチームについて、カザフスタン自転車競技連盟が出場停止処分を科したことも留意。もしBサンプル検査の結果、ドーピング容疑が確定し、さらにアスタナ・コンチネンタルチームが活動再開する場合は、MPCCのルールに従ってプラス5週間の自主的活動停止期間を設けるようにと宣告した。

MPCCのルールでは2度目のドーピング違反は1週間の活動停止、3度目のドーピング違反は4週間の活動停止期間を設けることになっており、この場合、アスタナ・コンチネンタルチームは計5週間の処分を受けることになる。

なおこのルールに従って、バレンティン兄弟のドーピング容疑が発覚したアスタナ・プロチームは2014年10月に1週間の自主的活動停止を実行し、ツアー・オブ・北京など3レースを欠場している。

またMPCCはドイツのコンチネンタルチーム、ステートリングが加盟することも承認した。
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