UCI(国際自転車競技連合)は、イタリアのマウロ・サンタンブロージョが2014年10月22日に競技外抜き打ち検査で採取したサンプルからテストステロンの違反が疑われる分析結果があったと12月18日に発表した。
サンタンブロージョはBサンプル分析を要求する権利があるが、UCIアンチドーピング規則に従い、裁定が出るまで暫定的出場禁止処分に置かれる。
現在30歳のサンタンブロージョは、ランプレ、BMCレーシングなどでクライマーとして活躍。2013年にイタリアのビーニファンティーニ・セライタリア(現ネーリソットーリ)に移籍し、この年のジロ・デ・イタリア第14ステージで優勝した。
しかし、ジロ終了後の6月3日に禁止薬物EPO陽性が明らかになり、ジロのステージ優勝を抹消され、出場停止処分を受けた。
2014年10月22日には処分が終了し、来季はイタリアのアモーレ・エ・ビータで復帰する予定だった。しかし、今回の2度目のドーピング違反が確定すれば、自転車競技からの永久追放処分を受ける可能性もある。
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