1958年にアメリカのエド・スコットが世界初のアルミ製ポール(スキーのストック)を開発。さらにモトクロス専用ゴーグルも製造するようになった。 86年にはMTBの製造を開始するとともに、スキーのダウンヒル選手のフォルムにヒントを得たハンドルバーを開発。当初はトライアスロン選手しか着目されなかったが、89年のツール・ド・フランス最終日にグレッグ・レモンがこのバーを使って逆転優勝し、世界標準となった。まさにスポーツ界でのエポックメーカーだ。 現在は超軽量のカーボンロードモデルをリリースするなど、最高峰のレースでの実績を積み重ねる。