
野球の世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」は17日(日本時間18日)、アメリカとベネズエラの決勝戦が行われる。大会前は前回王者の日本を始め、ドミニカ共和国なども優勝候補と見られていたが、快進撃のベネズエラが頂上決戦へと駒を進めた。米メディア『The Athletic』は、総合力ではアメリカが上回るとしながら、勝敗は僅差になる可能性が高いと予想している。
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■「アメリカがほぼ全ての面で優位」
『The Athletic』は、まず両チームの打線について比較。ポジション別では、アメリカがほぼ全ての面で優位に立っていると分析した。一方で、オールスター級の選手を揃えながら大量得点を挙げた試合が限られている点に着目。本来の破壊力を発揮しきれていないと指摘した。
対するベネズエラは、突出した層の厚さこそないものの、いずれのポジションにもメジャーリーグでの実績を持つ打者が並んでおり、大きな弱点が見当たらないと評価。さらに今大会では、日本を破るなど勢いに乗っている点も見逃せないと強調した。
■ベネズエラ、ブルペンの疲労度は
先発投手は、アメリカが有望株のノーラン・マクリーン。一方のベネズエラが、エドゥアルド・ロドリゲス。『The Athletic』は、両投手とも今大会ではやや安定感に欠けるが、将来性を含めてわずかにアメリカ側に分があると分析。ブルペンに関しては、アメリカは未登板の投手が多くフレッシュな状態で臨めるが、ベネズエラは準決勝で多くの投手を起用している点に懸念を示した。好投が続いているものの、連投の可否がカギを握るとし、条件付きの複雑な評価となった。
こうした要素を踏まえ、同メディアの2人の記者が試合展開を予想。サム・ブラム記者は、6-3でベネズエラの勝利。侍ジャパン撃破などで勢いに乗っており、ブルペンも強力、マイアミでの観客の後押しにも期待を寄せた。ジョニー・フローレスJr.記者は、7-1でアメリカ勝利。ベネズエラブルペンの疲労が勝敗を分けるとした。
いよいよ迎える決勝戦は、アメリカが2大会ぶりの栄冠を掴むのか。ベネズエラが勢いそのままに初の頂点へ駆け上がるか。
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