心配不要の小祝さくら、“連続トップ10”好相性の紫CCすみれで完全復活を印象付けるか【Vポイント×SMBCレディス】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

心配不要の小祝さくら、“連続トップ10”好相性の紫CCすみれで完全復活を印象付けるか【Vポイント×SMBCレディス】

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心配不要の小祝さくら、“連続トップ10”好相性の紫CCすみれで完全復活を印象付けるか【Vポイント×SMBCレディス】
  • 心配不要の小祝さくら、“連続トップ10”好相性の紫CCすみれで完全復活を印象付けるか【Vポイント×SMBCレディス】

今季国内ツアー第3戦「Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント」は20日、千葉県の紫カントリークラブ・すみれコースで開催される。

◆【バックナンバー】‟つかまえつつ逃がす” 小祝さくらの安定感を支える進化したスイングのポイントとは……

■注目は復帰3戦目の小祝さくら

上位進出が期待されるのが、手首の怪我のために昨年7月の大東建託・いい部屋ネットレディスを最後に休養していた小祝さくら。今季開幕戦のダイキンオーキッドが復帰戦となり、本人が「予想以上」と語る堂々12位タイでのフィニッシュ。“心配不要”と言わんばかりのプレーを見せた。

台湾で開催された今季第2戦も安定感を見せ13位タイでフィニッシュ。最終ラウンドはアンダーパーが8人しかいなかったが、その内のひとりが小祝だった。

紫CCすみれコースで開催された大会では、2大会連続トップ10入りしている。調子上向き。相性が良いコース。優勝をかざる可能性は十分にある。

■及第点のドライビングディスタンス

休養し始めてから手術をしたことで、クラブを握っていない期間が長かった小祝。ショット練習を開始してからも、しばらくはフルショットはできなかったため、パワー低下が懸念されていた。

しかし、開幕戦のダイキンオーキッドレディスのドライビングディスタンスは249.13ヤードを記録し、決勝ラウンドに進出した選手の中で13位。力強いドライバーショットを見せていた。

ただ、これまで2戦のパーオン率は60%を切っており、40位。本来のアイアンショットの切れを披露することはできなかった。怪我した手首の負担を減らすため、現在は練習量をセーブしていることが影響しているのかもしれない。

ダイキンオーキッドレディスの第2ラウンドでホールインワンを達成したが、手首の不安を無くして練習量をこなし、芝からのショットのフィーリングを取り戻し切ることが、当面の課題となりそうだ。

■同コース開催2大会で連続トップ10

小祝にとって、紫CCすみれは、好相性のコース。2022年シーズンの日本女子オープンが同コースで開催されたが、第1ラウンドが2位発進で7位タイで大会を終えた。

Vポイントは特別協賛がSMBCとなった昨年大会から、紫CCすみれコースを開催コースとしているが、小祝はその昨年大会が10位タイ。パーオン率が決勝ラウンドに進出した選手の中で3位タイとなり、この点でもコースとの相性の良さを感じさせていた。

昨年大会での良いイメージは残っているはず。アイアンショットがまだ本来の状態とは言えないようだが、“地の利”を生かして、調子を上げていきたいところである。

■優勝の先に見据えた年間女王

小祝は昨季、7月の明治安田生命レディスで優勝し、一時メルセデス・ランキングが2位になった。その翌週の大東建託・いい部屋ネットレディスでも好調を維持し、第1ラウンド首位発進。そのまま2週連続優勝となれば、メルセデス・ランキング1位浮上もあり得る状況だったが、無念の棄権、そしてツアーを離脱することになった。

休養に入るまでは年間女王を狙える位置におり、同タイトルを“取り損なった”と言える展開だったわけだが、他の選手の約半分の数の試合にしか出場していないにも関わらず、メルセデス・ランキングが14位に入っていることが、昨季の小祝の際立つ安定感を物語っている。

JLPGA公式の女子プロゴルフ選手名鑑の、2026年の目標の欄には「優勝をすること」とある。通算12勝をあげている小祝の場合、この目標は、控え目と言わざるを得ない。優勝した先に見据えるのは年間女王。好相性のコースでの今季3戦目で、完全復活を印象付けるか注目だ。

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著者プロフィール

野洲明●ゴルフ活動家各種スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。より深くプロゴルフを楽しむためのデータを活用した記事、多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとにした論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。ラジオドラマ脚本執筆歴もあり。

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