【THE REAL】無印からニューヒロインへ…有吉佐織がなでしこジャパンで光り輝いた理由 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE REAL】無印からニューヒロインへ…有吉佐織がなでしこジャパンで光り輝いた理由

オピニオン コラム
有吉佐織 参考画像(2015年6月27日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月27日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月27日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月27日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月27日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年7月1日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月23日)
  • 有吉佐織 参考画像(2015年6月8日)
  • 有吉佐織 参考画像(2014年9月13日)
「いままでで一番自分らしくプレーできたと思います。いつも通り楽しめてできたことがよかった」

笑顔でカナダでの戦いの軌跡を振り返る有吉は、自分が輝きを放った理由をこう語る。

「これまでもチャンスをたくさんいただいてきたなかで、なかなか自分というものを上手く出せなかったんですけど…そうした経験を生かして、ちょっとずつですけど積み上げてきたものが今回、結果として自分らしくプレーできたことにつながったのかなと。周囲とたくさんコミュニケーションを取ってきましたし、自分自身もいい準備をしてきたので」

■すぐ近くにいる目標と憧れ

大会を通じて、近賀のサポートを受けてきた。大学の先輩であり、ベレーザに入団したときには不動の右サイドバックとして君臨していた3歳年上の近賀は、有吉にとって永遠の目標であり憧れでもあった。


近賀ゆかり

開幕を前にして、近賀は世代交代の時期が訪れたと実感したのだろう。アメリカ女子代表との決勝戦を終えた後に、「アリ(有吉)だったら任せられると思った」とその胸中を明かしている。

その言葉を伝え聞いた有吉は、涙腺が決壊するのをこらえることができなかった。

「今大会で私がスタメンとして出ることになっても、近賀さんからは温かい言葉やアドバイスをいただきました。近賀さんは私が一番見習いたいサイドバックの選手でした。近賀さんの存在があったからこそ、私は思い切ってプレーすることができたんです。ひとりでは絶対に頑張れなかったと思います」

【有吉佐織がなでしこジャパンで光り輝いた理由 続く】
《藤江直人》

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