■舞台はオリンピックへ
23歳以下という年齢制限のある男子と異なり、A代表が臨むオリンピックへ。来年のリオデジャネイロ大会におけるアジア枠は「2」。それを6カ国で争う激戦必至のアジア最終予選が、来年2月下旬から大阪で行われることが正式に決まった。
近賀から託されたバトンの重さを含めて、さらに大きな責任を背負う戦いが待つなかで、それでも有吉は背伸びすることなく自然体を貫く。

有吉佐織
「どちらかというと、いままでもひとつひとつやってきたので。リオデジャネイロというよりは、なでしこではずっと右サイドバックだったので、(ベレーザでの)左サイドバックにちょっと課題があるというか、なじめていない。そこの質を上げていくことが次につながると思うので、まずはベレーザでしっかりと結果と質の高いパフォーマンスを出していきたいと思います」
フットサルコートでの仕事は、原則として火曜日から金曜日までの週4日。受け付けや洗濯などに加えて、人数が足りないときは"助っ人"としてコートに入ってプレーする。
オフは試合翌日のみ。周囲の目には大変と映る仕事との両立にこの上ない充実感を覚えながら、27歳のニューヒロインは彼女にしか味わえない青春を謳歌している。