サッカーウェールズ代表、初のEURO決勝かけポルトガルと対戦 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サッカーウェールズ代表、初のEURO決勝かけポルトガルと対戦

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サッカーウェールズ代表のクリス・コールマン監督(左)とアシュリー・ウィリアムズ(2016年6月20日)
  • サッカーウェールズ代表のクリス・コールマン監督(左)とアシュリー・ウィリアムズ(2016年6月20日)
  • サッカーウェールズ代表のクリス・コールマン監督 参考画像(2016年7月3日)
  • サッカーウェールズ代表のアーロン・ラムジー 参考画像(2016年7月1日)
サッカー欧州選手権(EURO)はベスト4が出そろい、7月6日から準決勝が始まる。初出場で初制覇を狙うウェールズはポルトガルと対戦。大事な試合を前にクリス・コールマン監督は、選手たちに「恐れるな」とメッセージを送った。

イングランドを抑えグループステージ1位通過のウェールズは、決勝トーナメントでも北アイルランド、ベルギーを倒して勝ち上がってきた。1戦するごとにチームの完成度は上がり、戦う集団として強固なものに仕上がっている。

会見に出席したコールマン監督は、「恐れてはいけない」と何度も繰り返した。

「過剰に恐れてはいけない。心配することなど何もない。とにかくピッチで自分を表現するだけだ。楽しんでその場に慣れることだ」

ポルトガルと対戦する国の監督や選手には、必ずと言っていいほどクリスティアーノ・ロナウド対策が質問される。しかし、コールマン監督はロナウドに対しても、ニュートラルな姿勢で臨む。

「ロナウド対策をDFに教えていたら来月までかかる。ロナウドはまだ特別なことをする力がある。止めることは不可能だし、そこからバランスが崩れてくる。もちろん危険な選手だが、こちらにもそういう選手はいる」

気がかりなのはベルギー戦でイエローカードをもらい、累積警告によりポルトガル戦を出場停止になったアーロン・ラムジーの不在だ。グループステージから際立った活躍でウェールズの躍進を支えてきた選手だけに、この穴を残った選手が埋められるか。
《岩藤健》

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