大迫傑、レース2日前にラーメン…食生活を語る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

大迫傑、レース2日前にラーメン…食生活を語る

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ナイキ原宿で行われたトークセッションに参加した大迫傑
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  • ナイキ原宿で行われたトークセッション
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  • 参加者とともに代々木公園陸上競技場を走る大迫傑
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「レース前は消化のいいものを食べるべきだ」

マラソン前の食事の摂り方には諸説がある。しかし、絶対的な正解はなく、ランナーの数だけ独自の食事法が存在する。今月3日に行われた福岡国際マラソンで日本人最高3位を記録した大迫傑選手(ナイキ・オレゴンプロジェクト)にもこだわりがあった。

17日に代々木公園陸上競技場で開催された「OSAKO STYLE RUN NRC BREAKING3.5」。今年5月に行われたナイキのフルマラソン2時間切りプロジェクト「Breaking2」に倣った一般ランナー向けのランイベントだ。3.5時間切りを目指すランナー約20人が集まり、大迫選手とともにトレーニングに励んだ。

参加者とともに代々木公園陸上競技場を走る大迫選手 (c)NIKE

トレーニング後にナイキ原宿で行われたトークセッションで、大迫選手が自身の食事法について語った。

「朝に何品目、昼に何品目と決めるのではなく、3食を通して必要な栄養素をとっています。1日の中でのバランスを考えています」

アスリートによっては、カロリー摂取量や栄養バランスを1食ごとに設定している。しかし、大迫選手は3食の合計で必要な栄養素を摂取するという。

「レースの前はカステラをよく食べます。消化に良く、エネルギーになりやすいので、胃に負担をかけずにレースに臨めます」

福岡国際マラソンでの食事についても明かした。

「前日はうどんなど消化にいいものを食べましたが、2日目はまったく考えていなくて、博多ラーメンが……。我慢しようと思っていましたが、誘惑に負けてしまって……」

大記録を成し遂げたレースの2日前にラーメンを食べたことを告白。絞り出すかのような告白に、ランナーたちからは驚きの声とともに笑いが起こった。



管理栄養士の資格を持つNRCコーチのMIDORIさんは、「あまり神経質になりすぎない方がいい。普段から摂取しているものを無理に抑えるとリズムが狂ってしまうこともある。自分の生活のリズムを捉えることが1番大切」だと語る。

自分なりのリズムを捉え、独自の食事法を探っていくことがレースの結果を握る鍵となりそうだ。
《山本有莉》

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