日ハム・近藤健介、強打の捕手へ「チームを勝利に結びつけるプレーを」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

日ハム・近藤健介、強打の捕手へ「チームを勝利に結びつけるプレーを」

スポーツ 選手

写真提供:Timely WEB
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強豪横浜高校の歴代の中でも野球センスを高く評価されている近藤選手。ストイックな若き22歳が思い描く理想のプレーは「司令塔としてチームを常に勝利に導くこと」。そのために信頼のおけるギア選びは欠かせない。

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■責任が重い分、嬉しい

2015年の開幕戦は忘れられない試合になりました。先輩捕手がケガしていたので、キャンプのときから自分がやるんだという強い使命感を持って練習に取り組んでいました。それでも、開幕スタメンマスクをかぶってグラウンドに立ったときの緊張感は経験したことのない独特なものでした。重圧のなか、バッテリーで力を合わせてチームの初勝利に貢献できた達成感は一生忘れられません。

野球の勝敗はバッテリーの出来で7、8割が決まると思います。負けたらバッテリーの責任ですし、勝った試合でも点を取られてしまったら反省をします。そのため、投手とのコミュニケーションには多くの時間を費やします。肉体的にも精神的にもキツく、重圧も大きいですが、勝ったときはバッテリーにしか味わえない格別な喜びがあります。

調子の良い投手には気持ちよく投げてもらえれば大抵上手くいくものですから、調子の悪い投手や経験が少ない投手をうまくリードして、勝利に導くことが大切。それが捕手として一流のプレーだと思います。


■プロになろうと決めて変わった

今でこそ捕手としてプレーすることに充実感を味わっていますが、じつは中学生までは内野手だったんです。しかし、高校の監督とコーチに「プロへ行くなら捕手がいい」と言われたんです。もちろん戸惑いましたよ。ただ、中学生のときに横浜高校を選んだ一番の理由は「プロ野球選手になるための最短ルートを進みたかったからだ!」と奮起して、コンバートしました。高校3年生の頃には、捕手としてプロで勝負しようと心に決めていて、同時にギアに対するこだわりも芽生えていきました。

高校野球とは違い、プロでは150kmを超える球を投げる投手も少なくありません。構えからズレた球も捕球できるよう、少しでもハンドリングしやすい、軽いタイプのミットにこだわっています。また、自分はなるべく手の感覚を大事にしたいので、厚さは薄めのタイプを選んでいます。自分の身体と一体になれるギア選びこそ、一瞬のプレーを制する最善の準備だと思っています。


■ピンチをチャンスにする

2015シーズンは捕手ではない役割で試合に出場することも多くありました。それを僕はマイナスとは思いません。ベンチの要望に応えるのは選手として当たり前。試合に出れば誰にだってチャンスは訪れますし、チャンスをモノにすればレギュラーになれる。

中学時代に内野を守っていたからこそ、フットワークを鍛えられたし、捕手をやることで頭を使った打撃ができるようになりました。ミットをつけられないのはさみしいけれど、振り返るとバッティングをアピールするいいチャンスになったと思っています。

思い通りにいかないとき逃げ出すのはカンタンですが、それでは次に繋がりません。自分の理想に近づくためには、日々の練習を人一倍こなすことが大前提。そして、いつか必ずこのミットとともに、チームを毎試合勝利に結びつけるプレーをしていきたいと思っています。


近藤健介 Kensuke Kondo
1993年8月9日生まれ。千葉県出身。中学時代は内野手として軟式野球の名門修徳学園で活躍。その後、横浜高校では捕手にコンバートし、3年時に春・夏と甲子園に出場。プロ4年目の2015シーズンは主に指名打者として、リーグ3位の高打率を記録しブレイクを果たす。
記事提供:Timely! WEB

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