丹羽孝希、10年後はTリーグで監督?「まずは選手として一生懸命やるだけ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

丹羽孝希、10年後はTリーグで監督?「まずは選手として一生懸命やるだけ」

スポーツ 選手
卓球世界ランキング6位の丹羽孝希選手
  • 卓球世界ランキング6位の丹羽孝希選手
  • 卓球世界ランキング6位の丹羽孝希選手
  • 卓球世界ランキング6位の丹羽孝希選手
  • 松下浩二専務理事
2月7日、10月より開始する国内の卓球リーグ「Tリーグ」の記者発表会が開催された。発表会には卓球世界ランキング6位の丹羽孝希選手らがゲストとして出席した。

「数々の自己新記録も更新できた、いい年だった」と昨年を振り返った丹羽選手。Tリーグの誕生を「国内で世界トップ選手と試合ができるのは楽しみだし、移動も楽。いいことづくめだと思う」と歓迎している様子を見せた。

Tリーグの専務理事を担当するのは日本人初のプロ選手である松下浩二氏。「僕は遠回りしてしまったので若い世代には近道をストレートで走ってほしい」と思いを寄せていた。

松下浩二専務理事
松下浩二専務理事


早田選手を筆頭に、次々と若い世代が台頭してきている現在の日本卓球界。こうした状況は、松下氏らが築いてきた功績の積み重ねがあったからこそだ。丹羽選手は「松下さんが日本人として初めて海外で活躍してくださったから今の卓球界がある」と感謝の意を表明した。

また、この状況を踏まえ自身のポジションを「日本では中堅、ヨーロッパでは若手」とし、「日本の若い選手に負けずに頑張って行きたい」と意気込み、業界を牽引していく構えを示した。



会見中、松下氏は、「10年後など、丹羽選手にはTリーグの監督になってもらいたい」とコメント。現役選手に引退後のことを明確に聞くのは心象を悪くするのではないか…と固唾を呑んだが、マイクを渡されると「Tリーグができることによって選手寿命は確実に上がると思います。ですから、あと10年は選手を現役でやっていたいですね。まずは僕は選手として一生懸命やるだけ。ただ、引退した後は監督もやってみたいです」と監督業も視野に入れていることを明かしていた。 



2020年に控えた東京オリンピック。2016年に経験したリオオリンピックを「選手たちの大会に懸ける思いが他の国際大会とは違う。プレッシャーも比べ物にならない」と振り返りながらも、「リオでは銀(メダル)だったから、次は金(メダル)を目指す」と淡々と締めくくった。
《大日方航》

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