ベルギーのロット・スーダルは、前ベルギー・ロード王者のイェンス・デブシェールと新たに3年契約を結び、2018年末までチームに留まることを発表した。
8月に26歳になるデブシェールは2011年から現チームに所属し、クラシックレーサーとして成長。昨年はベルギー・ロード選手権で優勝し、今季はティレーノ~アドリアティコでステージ優勝を獲得。現在はツール・ド・フランスに参戦中で、アンドレ・グライペルのアシストとして活躍している。
過去数カ月間、他チームからオファーを受けていたデブシェールだが、愛着のあるチームに残留することを選んだと説明している。
「チームの僕への信頼、僕のチームに対する信頼、そして僕がもらったチャンスが理由で、残ることを選択した。スタッフ全員を知っているし、仕事のやり方もわかっている。マルク・セルジャン(監督)とは強いきずながあるし、雰囲気は最高だ。過去数年、僕はグライペルやルーランツの影で成長するチャンスを得た。他のチームでは、ゼロからスタートする必要があるんだ」
「今後3年間でもっと勝利を加えたい。クラシック優勝がリストの中で上位にくるけど、簡単じゃないだろう。それ以外では、自分のスピードを活かしたい。グライペルほどのスプリンターはほとんどいないけど、彼より少し速くない脚でもいいレースで勝てる。いいコンディションでツールを終えたいね」
セルジャン監督は「彼はクラシックとスプリントを組み合わせていくだろう。しかし、さらに速い脚を活かさないといけない。彼のさらなる成長を見たいんだ」とデブシェールに発破をかけていた。
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