オーストラリアの名選手カデル・エバンスの名前を冠したカデル・エバンス・グレートオーシャン・ロードレースの第2回大会が、2016年1月30日~1月31日にオーストラリア・ビクトリア州で再び開催されることが7月13日に発表された。
2009年にロード世界選手権、2011年にツール・ド・フランスを制したエバンスの栄誉を称えるため今年2月に初開催されたこのレース。この第1回大会が、エバンス現役最後のレースともなった。
2016年はレースカテゴリーが1.1から1.HCに昇格し、より多くのUCIワールドチームが出場予定。すでにエバンスの古巣のBMCレーシング、地元のオリカ・グリーンエッジ、そしてカチューシャの参戦が決定しており、さらにIAM、ロット・スーダルとも交渉の最終段階に入っているとのこと。
エリート男子、エリート女子のロードレースのコースは2015年から変更はない。エバンスのサイクリングコースであるビクトリア州の美しい自然を背景としつつ、ヨーロッパの春のクラシックのような厳しい戦いを生み出す。
またエバンスは、併催の市民ライドイベントにファンとともに走る予定で「今年の初開催のイベントが広く受け入れられたことには、とてもワクワクした。今回引退して、人気のモネンタムエナジーピープルズライドに参加できるのもうれしい」と語っている。
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