ステージレースの2015年ツアー・オブ・オーストリアが7月4日~7月12日に開催され、スペインのビクトール・デラパルテ(ボラルベルグ)が総合優勝を飾った。
4日のプロローグはチームタイムトライアルで行われ、ロシアのカチューシャが優勝。その中でルディガー・セリグがリーダージャージを獲得した。第2ステージはソンドレホルスト・エンガー、第3ステージはデービッド・タナーが制し、IAMが2連勝を飾った。
第3ステージは1990年代後半を中心に活躍した名スプリンター、エリック・ツァベルの息子、リック・ツァベル(BMCレーシング)が父譲りのスプリントを見せ、プロ初勝利を獲得した。
頂上フィニッシュの第4ステージ、第6ステージはデラパルテが2勝し、総合首位にも躍り出る。その間、第5ステージはヨハン・バンザイル(MTNクベカ)、第7ステージは地元オーストリアのルーカス・ペストルベルガーがステージ優勝を挙げた。
最終日12日の第8ステージは、モレノ・モゼール(キャノンデール・ガーミン)がスプリントを制している。
この結果、後半リーダージャージを守ったデラパルテが総合優勝を獲得。2位には1分21秒差でベン・ヘルマンス(BMCレーシング)、3位には1分32秒差でヤン・ヒルト(CCC)が続いた。
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