ホームで1点を先行されたバルセロナだが、同31分にリオネル・メッシが直接FKを決め同点に追いつく。さらに後半立ち上がりの3分、ルイス・スアレスのパスからジェラール・ピケの勝ち越しゴールが生まれた。
試合後の会見でバルセロナのルイス・エンリケ監督は、「今日はパフォーマンス、結果ともポジティブだった」と本拠地での逆転勝利を喜んだ。
「こういう厳しい試合への準備をしておかなければならない。セビージャはリーガ、欧州でもベストなチームのひとつだ。今季カンプノウで戦った中で、一番タフな相手だったと思う」
残り12試合で2位のアトレティコ・マドリードとは勝ち点8差、3位レアル・マドリードまでは12ポイント差がついている。スペイン紙は過去のデータを掘り起こし、「ここからの逆転は不可能」と伝えているが、エンリケ監督は先のことより目の前の試合を考えるべきとの姿勢を改めて示した。
「アトレティコに勝ち点差8をつけ、得失点差でも上回っているが、もう優勝は決まったなどと思ってない。26戦を終えても考えるのは次の試合のこと。我々は大事な時期に差し掛かっており、素晴らしい位置に今はつけている」
Luis Enrique: "Sevilla have been perhaps the team who have fought most against us. The best team to come to Camp Nou this season" #FCBlive
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016年2月28日