2月21日のリーガ・エスパニョーラ第25節、リーグ2位のアトレティコ・マドリードはビジャレアルと対戦し、ホームで0-0の引き分けた。前日の試合で勝利した首位バルセロナとは、勝ち点差8に開いている。
本拠地で攻勢に出るアトレティコ。後半9分にはアンヘル・コレアがループシュートでゴールを狙うが、相手GKに弾き出され得点を奪えない。その後も積極的に攻めながら点は奪えず、本拠地で痛い引き分けに終わった。
相手の堅い守りに苦しんだアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、試合後の会見で「もちろんこの試合には勝ちたかったよ。勝ち点3を取りにいったが、ビジャレアルはリーグでもボックス内の守備が堅いチームのひとつだ。それにカウンター攻撃も良かった」と話している。
勝ち点3は奪えなかったアトレティコだが、シメオネ監督の口からは前向きな言葉も出た。
「以前に話したことを繰り返す。シーズン序盤に立てた目標を考えると、我々は正しい道の上にいる。飛び抜けたバルセロナを別にすれば、レアル・マドリードとセビージャとビルバオはすべて、今週末に苦しんだ。誰もがそれぞれの野心を抱えているから、シーズン後半の目標到達は難しくなっている」
《岩藤健》
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