1月30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節、アトレティコ・マドリードは敵地でバルセロナと対戦し1-2で敗れた。2位アトレティコは首位攻防戦に敗れ、優勝争いで一歩後退した。
前半10分にコケのゴールで先制したアトレティコ。その後も敵地で主導権を握るが、同30分にリオネル・メッシのゴールでバルセロナに追いつかれる。さらに同38分、ルイス・スアレスにも決められ、アトレティコは逆転を許した。
追いついて再び試合を振り出しに戻したいアトレティコだが、同44分にフィリペ・ルイスがレッドカードで退場する。後半20分にはディエゴ・ゴディンにも2枚目のイエローカードが出て、残り時間を9人で戦わねばならなくなった。
その後はスコアが動かず1点差のまま試合終了を迎えた両チーム。ふたり少ない中、最後まで辛抱強く戦った選手に対し、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は「私はチームを誇らしく思っている。印象的な戦いをしてくれた」と手応えを口にしている。
一方で優勝争いに関しては、「バルセロナは今シーズンも強い。良いプレーをしていて、前線の選手たちがチャンスを作っている。彼らは勝ち点3差で我々の上におり、試合数もひとつ多い。リーガはまだ長いが、バルセロナが大きく勝ち点を落とすことはないだろう」と答えた。
《岩藤健》
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