白鵬は無敗、鶴竜は2敗目…大相撲九州場所5日目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

白鵬は無敗、鶴竜は2敗目…大相撲九州場所5日目

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11月12日に大相撲九州場所は5日目が行われた。横綱・鶴竜は関脇・妙義龍に敗れ2敗目。2場所連続優勝を目指したが、序盤戦で早くも優勝争いから大きく後退してしまった。

妙義龍は立ち会いで低く、強く当たると一気に前へ出て鶴竜に何もさせず土俵の外へ押し出した。会心の相撲を見せた妙義龍は「イメージ通り」と納得の表情だった。一方の鶴竜は「立ち会いがダメ。その後もいいところがなかった」と反省しきり。

横綱が5日目で2敗という成績に、「鶴竜は引く相撲が多いな。それで叩き込んで勝つこともあるけど、落としてることのほうが多い気がする」「3横綱がそろった場所で真価が問われるところなんだけどな」と相撲ファンは不満げ。

初日から全勝の横綱・白鵬は東前頭二枚目・碧山を下し5連勝。最後は豪快に上手投げで土俵へ転がし、支度部屋では笑顔も見せた。年間最多勝争いでも59勝で大関・照ノ富士に並んだ。

秋場所を休場しながらの年間最多勝に、「他の力士との違いは一目瞭然」「今年も白鵬の年間最多勝は間違いないな」とファンの声が寄せられている。

照ノ富士は東小結・栃ノ心に寄り切りで敗れ2敗目。負傷した右ヒザの影響か土俵際で残すことができなかった。本人も「上半身だけで相撲を取った」と振り返るように、下半身の粘りが見られない。
《岩藤健》

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