11月9日に大相撲九州場所は2日目が行われた。横綱・鶴竜に土が着いた初日に続き、2日目も1横綱、2大関が敗れる波乱があった。
横綱・日馬富士は西前頭筆頭の大砂嵐に寄り切りで敗れた。大砂嵐はスピーディーな相撲が持ち味の横綱に攻め急がず、左上手を引いた状態から時間を掛け優位な体勢を整え寄った。
初日に土が着いた横綱・鶴竜は、東前頭二枚目・碧山に下手投げで勝ち1勝1敗。白鵬、日馬富士が休場した秋場所で優勝し、横綱の威厳を保った鶴竜。2場所連続優勝にはもう負けられない。
先場所の休場から復帰した横綱・白鵬は、東前頭筆頭の逸ノ城を危なげなく寄り切った。左上手を取って万全の体勢で寄り切った相撲に「ずっと今日のような相撲が取れればいいんだけど」と話した。
2日目にして早くも2横綱に土が着いたことで、「白鵬がすごいというより、2日目で負けてる2横綱が情けない」「横綱が2連勝してニュースになってるようじゃ困る」とファンも苦言。
初日に鶴竜を破った小結・嘉風は、2日目も大関・稀勢の里を肩透かしで下した。早くも1横綱、1大関に土をつけた嘉風。1年半ぶりの三役復帰を果たし、地元九州で躍動するベテランに「もう少し若ければというのはあるけど、晩成型の力士も夢がある。ぜひ大関に上がってほしい」「こういう言い方は失礼かもしれないけど、来場所まさかの大関取りになるかもしれない」と期待する声が寄せられた。
大関・照ノ富士は栃煌山に敗れ1勝1敗。綱取りを狙う重要な場所になるはずだったが、場所前に痛めた右ヒザの影響は深刻。今も状態は50%と話しており、千秋楽まで相撲を取り続けられるかも厳しい。
《岩藤健》
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