バックネット裏の席もタダ!甲子園練習見学に行ってみた | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

バックネット裏の席もタダ!甲子園練習見学に行ってみた

スポーツ まとめ
2016年夏の阪神甲子園球場
  • 2016年夏の阪神甲子園球場
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こんにちは。編集部員の山本です。8月3.4日と、お金がないのに大阪に行ってしまいました。

お金を使わずに楽しめる場所を求めていると、編集長が「甲子園での練習見学」という旬な案をもらい、いってみました。

さっそく調べてみると、8月1日から行われていました。練習時間は各校30分ずつ。練習期間中はバックネット裏を自由開放しており、一般の方も無料で入ることができます。


大阪からだと阪神線で15分ほどで着きます。私は阪急電車と阪神電車を間違え軽くパニックに陥りました。大阪の電車怖い。

球場内の売店は、高校野球のグッズ販売に向けて改装中。

さっそくスタンドに向かいます。

実は初甲子園なんです。どきどき。

おお…普通の球場より広く感じる…ここが聖地か…
常連のおじちゃんや、地元の野球少年、写真を撮りにきている人や、練習を終えて他チームの見学をしているチームなど、様々な方がそれぞれの楽しみ方で練習を見ています。バックネットの真裏でビデオカメラを撮影している方は、スカウトの方でしょうか。

試合ではなかなかとることができない、バックネットの真裏の席にも座り放題。私もさっそく前に座ってきました。


上から見るのも全体が見えていいのですが、一番前は選手と同じ目線で見ることができるので、自分も練習に参加しているような気分になれます。

それにしても金属音と掛け声が空に吸い込まれていくのが素晴らしい。


それにしても、めちゃくちゃ暑いです。東京と比にならないくらい暑いです。
ひさしがあるといっても、日中は日が差しているので熱中症対策はしっかりしていった方がいいです。私は完全に日焼けしました。

まず三塁側で集合写真を撮影し、その後ベンチ入り。グラウンド入りの撮影を行った後に、グラウンド整備が終わり次第、あの試合開始のサイレンがなり、練習開始です。


新聞などでよく使われているグラウンド入りの写真は、一発勝負ではなく、実は数回撮影が行われているのです。


グラウンド入り後まずノックを行い、その後はバッティング練習、グラウンドを整備しつつピッチャー陣が投球練習を行うという高校がほとんどです。


フェンスの跳ね返りを確認したりなど、甲子園球場特有のグラウンド状況に対応できるように備えます。



2日の練習では、大分高校の女子マネージャーさんがグラウンドに入り、高野連から止められるということもありました。練習では試合と違い、一度に何球ものボールがグラウンド内を飛び交っています。危ないという点は女子だけでなく男子にも言えること。

補助員はしっかりヘルメットを着用し、バッティングピッチャーもヘッドギアを着用します。何度か強いピッチャーライナーを見ましたが、どの選手も素晴らしい反射神経で捕球し、会場がどよめくこともありました。



テキパキと真剣に、かつ甲子園という晴れ舞台を楽しんでいる様子がうかがえました。ある練習では、1番を背負ったエースが打撃練習でスタンドまでボールを飛ばし、チームメイトからはやし立てられ、バッターボックスで笑顔を見せる場面も。

テレビで見る試合中継とは違った視点で高校野球を楽しめます。
今年の甲子園練習は8月4日で全日程を終えてしまいましたが、来年機会があったらぜひ見学に行ってみてください!
《山本有莉》

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