白鵬、日馬富士、鶴竜…三横綱そろい踏みの大相撲九州場所が始まる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

白鵬、日馬富士、鶴竜…三横綱そろい踏みの大相撲九州場所が始まる

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11月8日に大相撲九州場所が始まった。今場所は久しぶりに白鵬、日馬富士、鶴竜の三横綱が初日そろい踏み。四大関もそろい熱戦が期待された。

綱取りを目指す大関・照ノ富士は東前頭筆頭の逸ノ城を下し、白星スタート。ただ、場所前に痛めた右ヒザの状態は芳しくなく、立ち会いで圧倒されるなど精彩を欠いた。取り組み後も「動けてないな」とポツリ。2日目以降に不安を残す。

ファンからも、「休場したほうが良かったんじゃないかな。このまま無理すると痛みが再発しそう」「15日間は厳しそう」といった声が寄せられる。また絶好の形に持ち込みながら、手負いの相手に勝てなかった逸ノ城には、「あの形になって勝てないようでは厳しいでしょう」などスピード出世からの伸び悩みを指摘する意見が聞かれた。

白鵬は栃ノ心を上手投げで破った。秋場所は初日から2連敗して休場、実に4カ月ぶりの勝利となった。白鵬は久しぶりの勝利に「今日は全部が新鮮」と感慨深げだった。

2場所連続の休場から戻ってきた日馬富士も、妙義龍を寄り切り初日白星。落ち着いた相撲でファンに久しぶりの勝利を届けた。

初日のハイライトは鶴竜対嘉風の取り組み。立ち会いから激しい突き押しで前に出た嘉風が、圧力に退いてしまった鶴竜を一気に土俵下まで突き飛ばした。大分県出身のご当地力士でもある嘉風の活躍に場内は沸いた。

秋場所では2横綱、2大関、2関脇を破った嘉風。今場所も台風の目になりそうだ。

《岩藤健》

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