「ユナイテッド・グアムマラソン2018」が4月8日(日)に開催され、フルマラソン男子の部、女子の部で日本人ランナーが優勝した。大会には世界15カ国から、約4千名のランナーが参加。現地時間午前3時、気温25度、曇りというやや涼しい風が吹く中、レースがスタートした。この日は、途中幾度となく雨に見舞われたが、やがてグアムならではの強い太陽が顔を出した。フルマラソン男子の部を制したのは、日本人ランナーの五郎谷俊さんでタイムは2時間32分14秒。五郎谷さんは、昨年のハーフマラソンでも優勝している。女子の部は、2時間47分31秒で澤畠朋美さんが優勝。2位に12分以上の差をつけ、女子のコースレコードを記録した。ハーフマラソンは、地元グアムのライアン・マティエンゾさんが1時間19分09秒で優勝。10kmランは岡本渉さんが34分29秒で、5kmランは荒瀬健太さんが16分47秒で制した。大会には、アンバサダーの高橋尚子さんも参加。マラソンのスターターを務めたあと、コース上でランナーとハイタッチを交わしたり、ゴール手前でランナーを出迎え、手をつないでゴールするなど大会を盛り上げた。次回の「ユナイテッド・グアムマラソン 2019」は、2019年4月14日(日)に開催される。早期申し込みは、2018年4月18日(水)より開始予定だ。■各部門優勝者●フルマラソン・男子の部:五郎谷俊(日本)2時間32分14秒・女子の部:澤畠朋美(日本)2時間47分31秒●ハーフマラソン・男子の部:RYAN MATIENZO(グアム)1時間19分09秒・女子の部:MANAMI IIJIMA(グアム)1時間25分25秒●10kmラン・男子の部:岡本渉(日本)34分29秒・女子の部:明石伊央(日本)40分48秒●5kmラン・男子の部:荒瀬健太(日本)16分47秒・女子の部:属美緒(日本)21分12秒