「真のスポーツマンシップだ」テニスの判定、審判に異議を唱えるよう相手選手にアドバイス | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「真のスポーツマンシップだ」テニスの判定、審判に異議を唱えるよう相手選手にアドバイス

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「真のスポーツマンシップだ」テニスの判定、審判に異議を唱えるよう相手選手にアドバイス
  • 「真のスポーツマンシップだ」テニスの判定、審判に異議を唱えるよう相手選手にアドバイス
「今の入ってたよ!」「チャレンジしなよ!」

自分が不利になるにも関わらず、審判の判定にチャレンジするよう相手選手に勧めた、とあるテニスプレーヤーの行為が「素晴らしい」「真のスポーツマンシップだ」と世界中から称賛されています。

プロテニスのカップ戦での出来事

2016年1月、オーストラリアで開催されたプロテニストーナメント「ホップマンカップ」のジャック・ソック選手(アメリカ)対レイトン・ヒューイット選手(オーストラリア)の試合でのこと。

白い帽子をかぶったヒューイット選手(写真上)がサーブを放ちますが、審判はアウトのジャッジ。

その後、ヒューイット選手がセカンドサービスを打とうとした時でした。ソック選手が、「今の入ってたよ!※チャレンジしたかったらしなよ!」と言います。

※チャレンジ:テニスでは、コートの周囲に10台のカメラを設置。コート上でボールが接地した位置とラインの関係を判定したり、プレーヤーが打球をした時のボールの位置などを記録し、それらの統計を表示します。そして、このシステムを利用し、審判の判定に異議を申し立てることを「チャレンジ」(challenge) と呼びます。選手は1セットにつき3回までチャレンジを行う権利を持ち、システムの判定結果が選手の判断通りで審判と異なっていた場合は、チャレンジを行える回数が保持され、審判の判定通りであった場合は回数が1回減ります。

チャレンジをするように促されたヒューイット選手は、「本当!?」と言いながら、わざわざ自分が不利になるようなことを言ってきたソック選手の行為に対して驚いた表情を見せます。

同様に驚く審判。「今の入ってた!?」

再び、ソック選手がチャレンジを促します。すると…

ヒューイット選手は「わかった!」とチャレンジを決断。この2人のやりとりに対して会場は大きな歓声を送ります。

そして、チャレンジへ(ビデオ判定)

会場全体が見守る中、ビデオの判定が映し出されます。その結果、ソック選手の言った通りヒューイット選手のサーブが入っていたことが証明されました。(ちなみに、試合はヒューイット選手のストレート勝ち)

ビデオ判定を確認し、笑顔のソック選手。

正々堂々とした戦いを望んだソック選手の素晴らしい行為、真のスポーツマンシップに対しては、世界中から多くの称賛の声が寄せられたといいます。スポーツ、勝負の世界で大切なことを改めて教えられましたし、とても清々しい気持ちになりました。

記事提供:FUNDO

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