パリ・サンジェルマン(フランス)のウナイ・エメリ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で対戦する、FCバルセロナ(スペイン)との試合を楽しみにしている。
昨シーズンまで4季連続CLで決勝トーナメントに進んだが、いずれもベスト8で敗退しているパリSG。その壁を破るためローラン・ブラン前監督との契約を解消し、今シーズンからエメリ監督を指揮官に招いた。
昨シーズンまでセビージャ(スペイン)を率いて、UEFAヨーロッパリーグ(EL)3連覇を成し遂げたエメリ監督にチームは期待を寄せる。
「パリSGはバルセロナを知っている。私のスタッフも私も、バルセロナのことを知っている」とエメリ監督。バルセロナとはリーガ・エスパニョーラなどで対戦経験が豊富だ。
「ひとつ確かなことは、素晴らしい試合になるということだ。こういう試合こそが我々の戦いたい試合だ。好勝負になることを期待している。私としては両者にチャンスがあると思う」
パリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長は、ヨーロッパ王者を目標に多額のオイルマネーをチームに投じてきた。いまもその情熱は失っていない。
「我々の目標は当然、チャンピオンズリーグで優勝することだ。バルセロナはビッグチームであり、世界最高のチームのひとつだ。素晴らしい選手たちを擁していて、対戦はタフなものになるだろう。だが私には自信がある。選手たちと監督を信頼している」
《岩藤健》
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