富士通がライスボウル制覇…2年ぶり2度目のアメフト日本一 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

富士通がライスボウル制覇…2年ぶり2度目のアメフト日本一

スポーツ 短信
アメリカンフットボール イメージ
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アメリカンフットボールの日本選手権(ライスボウル)が1月3日に開催され、富士通フロンティアーズ(社会人)が関西学院大学ファイターズ(学生)を30-13で破り、2年ぶり2度目の日本一に輝いた。

今年も東京ドームで社会人チャンピオンと学生チャンピオンが激突した。ここ最近は社会人チームが7連勝中と圧倒。学生チームもスペシャルプレーを用意して対抗するが、なかなか社会人チームの牙城を崩せないでいる。

今年の関学大もトリッキーなプレーを多用して富士通のディフェンスを掻き乱そうとしたが、社会人王者は動じることなくパスを封じていった。攻撃では富士通のクォーターバック(QB)コービー・キャメロンが活躍。3本のタッチダウン(TD)パスを通して実力を見せつけた。

2年ぶりのライスボウル制覇に富士通の藤田智ヘッドコーチ(HC)は、「今年はシーズン通して苦しい試合ばかりだったので、気がついたらここまで来ていたという気持ちです。今年はチームの総合力で勝てたシーズンだと思います」と喜んだ。

最優秀選手に選ばれたキャメロンは、「今日はオフェンスラインもレシーバーも素晴らしかったので、自分はイージーな仕事をさせてもらいました」とチームメートたちを称えている。


これでライスボウルは社会人チームが8連勝。現在の大会方式になってからは通算で社会人の22勝12敗になった。富士通の優勝にアメフトファンからは、「さすがに社会人チームと大学チームにはレベル差があるような気がする」「やはり富士通のディフェンスは強かった」「関学は富士通の反則でチャンスはいっぱいあったのに、攻めきれなかったね」「ちょっと力の差があったという感じ。キャメロン含めオフェンス陣の動きがよかったね」「関学はスペシャルプレーを出す以前に普段のプレーができていなかった」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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