【THE REAL】オーバーエイジ三銃士・藤春廣輝の決意…唯一のレフティーとしてスペシャルなプレーを 4ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE REAL】オーバーエイジ三銃士・藤春廣輝の決意…唯一のレフティーとしてスペシャルなプレーを

オピニオン コラム
藤春廣輝(c)Getty Images
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チームメイトとの初顔合わせは今月19日。日本時間8月5日未明のナイジェリアとの初戦へ。時間が限られているなかでスムーズにチームへ溶け込んでいくうえで、ガンバからともに選出された19歳、MF井手口陽介の存在が大きいと藤春は笑う。

「アイツ(井手口)はかなりオレのことをなめくさってくるので。そのへんで助かるかな。そうされても、オレは怒らないので」

五輪代表で最年少となる可愛い後輩をダシに使い、いじられキャラを浸透させていく。一刻も早くチームに馴染み、もっているすべてを日本のために注ぎたいという藤春の熱い想いが伝わってくる。

「オレ自身はあまり声を出して盛り上げていくタイプではないですけど、そこはしっかりとプレーで見せながら、年下の選手たち引っ張っていけるくらいの感じになれれば。左利きの選手が他にいないので、もし言われればセットプレーでも蹴るかもしれない。直接フリーキックを決められるくらいにまで、練習しておきたいですね」

大学時代にはまったボーリングは、いまや300近いスコアを普通に弾き出す腕前にな達した。ボールやシューズ、グローブなども自前でそろえるほど夢中になっている趣味に藤春がゆっくりと興じられるのは、リオデジャネイロでの一世一代での戦いを終えて、帰国してからになりそうだ。
《藤江直人》

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