サッカーのスウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチが6月21日、欧州選手権(EURO)終了後の代表引退を表明した。今夏のリオデジャネイロ五輪出場も否定している。
代表通算115試合に出場し、62ゴールを挙げたイブラヒモビッチ。スウェーデン代表のレジェンドは会見で、「EUROでの最後の試合が、スウェーデン代表での最後の試合になる。それが明日ではないと願いたい」と話した。
ベルギー代表とのグループE第3節を控えるスウェーデン。「五輪に出場することはない。EUROでの最後の試合で終わりだ。できるだけ長く続くことを願う」とイブラヒモビッチは話し、自分の代表キャリアが決勝トーナメントまで続くことを期待している。
「終えることに落胆の思いはない。スウェーデンの主将を務めて成し遂げてきたことを誇りに思うからだ。この瞬間を受け入れ、すべてのサポーターに感謝を述べたい。彼らがいたからこそ、これだけのことを達成できた。彼らがいなければ不可能だった。だからどこへ行ったとしても、いつもスウェーデンの旗を持って掲げ続けるつもりだ。落胆の思いはない。ただ誇りと強い感謝があるだけだ」
《岩藤健》
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