イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは5月27日、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任を発表した。これに伴って注目されているのが、今季限りでパリ・サンジェルマンを退団したズラタン・イブラヒモビッチの動向だ。
かつてセリエAのインテルで3シーズンともに過ごし、監督と選手として3度リーグ制覇を成し遂げた両者。以前から噂されていたイブラヒモビッチのイングランド行きが、モウリーニョ監督の就任で加速するのではと見られている。
スウェーデン代表に参加中のイブラヒモビッチは、会見でユナイテッドからオファーがあったのは事実かと尋ねられ、否定も肯定もしなかった。だが表情はまんざらでもない様子だった。
プレミアリーグから複数の具体的なオファーがあったと明かしたイブラヒモビッチ。だがユナイテッド加入については、「何も保証するつもりはない。オファーが複数あるとは言ったが、それがどうなるかは分からない」と核心に触れなかった。
「モウリーニョとは一緒に仕事をして、素晴らしい時間を過ごすことができた。インテルを去ったときに話したのは、一緒に仕事をした時間は短かったが素晴らしいものだったということだ。また一緒にやるかどうかは分からない。これからどうなるか見てみよう」
会見では、「モウリーニョ監督の就任はユナイテッドにとって、良いことだと思いますか」との質問も出た。
「素晴らしいことだと思う。何かを動かしたいならモウリーニョを連れてくれば良い。ユナイテッドを再びトップに引き戻すことができると思う」
《岩藤健》
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