ドイツ・ブンデスリーガは12月5日、第15節で酒井高徳のハンブルガーと武藤嘉紀のマインツが対戦した。試合は前半16分にハイロ・サンペリオのゴールで先制したマインツが3-1で勝利。武藤は後半34分までプレーし、酒井はフル出場だった。
マインツは前半16分、ボールを受けた武藤が左へ展開。このパスを受けたサンペリオは中央へ折り返すが、これは相手DFにブロックされてしまう。だが弾かれたボールはエリア内で倒れていたサンペリオの前に落ちる。これに足を伸ばしたことが執念の先制ゴールにつながった。
早めに追いつきたいハンブルガーだが後半6分、ユヌス・マリからのパスを受けたサンペリオにまたも決められ2-0と点差が開く。後半31分には途中出場のクリスティアン・クレメンスも決め、試合を決定づける3点目が入った。
ハンブルガーも終了間際にヨハン・ジュルーのゴールで1点を返すが時すでに遅し。ホームで敗れたハンブルガーは勝ち点21の9位、勝利したマインツは勝ち点23で7位となった。
《岩藤健》
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