FIVBワールドカップ2015男子大会は9月9日、日本とアメリカが対戦。前日のエジプト戦で接戦を制して幸先のよいスタートを切った日本だったが、この日は格上のアメリカの高さとパワーに終始圧倒され、セットカウント1-3で敗れ、今大会の初黒星を喫した。
日本は第1セット、出耒田敬のサーブから3ポイントを先取するなど序盤から勢いに乗ったが、アメリカが地力を発揮して接戦に持ち込まれ、23-25の僅差で落とした。ここから立ち直りたい日本は第2セットにすぐさま反撃。この試合でチームトップの14得点を挙げた柳田将洋らが強打を決めるなど若い力が躍動し、25-21で奪った。
しかし、続く第3セット、第4セットはともにアメリカが主導権を握り、エースのマシュー・アンダーソンには要所でことごとく決められるなど最後までアメリカペース。結局、第3セットは11点、第4セットは14点しか奪えず、大差で押し切られた。
この結果を受けて、「アメリカが実力で完全に上。日本は若手が活躍したけど、ちょっと差があり過ぎた印象」「次戦での白星を期待したい!切り替えていこう!」「アメリカのエースはスパイクもサーブもすごかったね。日本にもそういう選手が現れてほしい」「オーストラリア戦は必勝!ここで勝つか勝たないかは今後への影響大」など、ファンからは奮起を期待する声が多く寄せられていた。
日本は10日にオーストラリアと対戦する。
《浜田哲男》
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