至学館大学レスリング部で長年トレーニングを積んできた吉田選手だが、栄和人監督の奥さんが「練習から帰ったらすぐご飯が食べられる状態」にしてくれているために、ほとんど包丁を握ったことがないという。
レスリング一筋で歩んできたが料理経験がないわけではない。「目玉焼きやシチューを作ったことがあります。美味しかったですよ、自分で作ったものは。他の人はわからないですけど…」と苦笑しながら話す。
料理には向いてないと自覚もしているが、「人間やろうと思えば、その気持ちがあればできるんです！自分が決めたからには絶対に諦めないでやり遂げる！」とモアチャレンジで半年間料理をすることに意気込みを見せた。
28日のチャレンジ宣言では日の丸弁当を披露して会場の笑いで包んだが、「これからスタート。緑も増やして野菜もないと…。ピクニックで食べられるような彩りがあるお弁当がいいな」と夢は広がっている。
吉田選手とともに、モアでモデルを務める佐藤栞里さんと内田理央さんもチャレンジを宣言している。佐藤さんは清水ミチコさんの指導でモノマネに挑む。
この日は週一ペースで1年練習して身につけた芦田愛菜ちゃんのモノマネも実演。「共演者とのコミュニケーションのきっかけになれば」と新しい自分になれるよう目を輝かせた。
「憧れる清水さんのレパートリーを習得したいです。森山良子さんとか…。森山さんは3カ月くらいを目安に頑張りたい」
内田さんはキックボクシングの習得をする。先生はシュートボクシングのRENA選手だ。もう練習は始まっており「シュートボクシングのジムに行ってきました。みっちりスパークリングを…」と話す。
すると吉田選手がすかさす「スパーリング？」とツッコミを入れる。
「そう！みっちりスパーリングをRENAさんに付き合ってもらいました。回し蹴りとか簡単にできるようになりたい。痴漢とか、街で誰かを守るときに使えればなと思います。あとクマがすごく怖くて…。もし出会ったときに、使えればなって」
吉田選手は「私は死んだふりしますね。回し蹴りじゃちょっと対応できない」と笑いながら痴漢についても言及して締めくくった。
「痴漢はあったことないです。全然誰も触れてこないから…。いいですよ霊長類最強になれば誰も触ってこないから（笑）」
