絶対女王として準決勝まで貫禄の勝ちっぷりを見せた吉田。決勝でも第1ピリオドで1ポイントを先制する。だが第2ピリオド序盤でバックに回られ2ポイントを奪われると、残り1分でさらに2ポイントを追加される。
逆転には大技が必要になった吉田。残り22秒で得意の高速タックルに行くが、ポイントを奪い切ることはできなかった。
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— 国際オリンピック委員会(IOC) (@gorin) 2016年8月18日
試合後の吉田は「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルに終わってしまって申し訳ないです。最後は勝てるだろうと思ってたんですけど、取り返しのつかいないことになってしまって…」と号泣。メダルセレモニーでも涙は止まらなかった。
4連覇は逃したが五輪4大会連続のメダルを獲得した吉田に、「どんな選手でも負けるときはある。今日がそのときだっただけ」「個人的には銀でもすごいことなのだけど、本人はとても悔しいだろうな」「負けてこれだけ騒ぎになるのが偉大さを示してる」「泣くな 吉田沙保里! よく頑張ったよ!」「吉田沙保里さんはほんとにすごい人。 残念は残念だけど胸張って笑顔で帰って来てほしい」などの声が寄せられている。