
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は26日、東京都内で会見に臨み、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場予定の追加メンバー10人を発表した。これにより、ロースター30人のうち29人が決まり、メジャー組も加わった強力打線の形成に注目が集まる。
◆WBC初選出の阪神・佐藤輝明が攻撃型布陣の切り札か メジャー移籍決めた“2大スラッガー”ライバルも、井端ジャパンに与える柔軟性
■残り「1枠」には吉田の可能性
メンバー発表第3弾の焦点となっていたのが、メジャー組の動向。今回の発表では、山本由伸投手(ドジャース)や鈴木誠也外野手(カブス)らに加え、今オフにポスティングでメジャー入りした村上宗隆内野手(ホワイトソックス)と岡本和真内野手(ブルージェイズ)も、前回に続き選出された。
これでロースター30人中、29人が決定。2大会連続4度目の世界一を目指す井端ジャパンの陣容が、ほぼ固まりつつある。
米国やドミニカ共和国などのライバルがメジャーのスーパースターを揃える中、日本の鍵を握るのは、大谷翔平投手(ドジャース)を中心とした打線の構築。メジャーで2度の本塁打王に輝いた31歳が、今回も打線の中核を担うのは間違いない。
注目はその大谷の打順で、前回大会では「3番」を担ったが、ドジャース同様の「1番」や「2番」に起用される可能性もあり、その位置によって打線の並びは変わってくる。
大谷の前後を担う打者としては、近藤健介外野手(ソフトバンク)が有力候補。首位打者や本塁打王のタイトルを持つNPB屈指の好打者で、前回大会では2番を務めた。今回は高い出塁率を活かし、1番起用もあり得る。また、前回大会は故障で欠場した鈴木は、2025年にカブスで32本塁打を記録するなど飛躍。55本塁打の大谷との“メジャー同級生タッグ”が形成されれば、他国にとっても大きな脅威となるだろう。
そのほか、村上や岡本がクリーンアップ候補として名を連ね、未発表の残り1枠には、前回大会で途中から4番に起用された吉田正尚外野手(レッドソックス)が加わる可能性もある。井端監督が大谷を起点に、どの打者をどの打順に組み込むか。強力打線を機能させるうえで、その決断が鍵を握る。
30人中29人が発表され、前回を上回る陣容が揃った侍ジャパン。WBC連覇を目指す中、井端監督がどのような9人を並べて世界一に挑むのか。その采配に注目が集まる。
◆WBC参戦決定のカーショー、大谷翔平との勝負を問われ「ショウヘイに投げることは絶対にない」……爆笑誘った説明とは?



