オアーは2014-15シーズン終了後、ケガもありテネシー・タイタンズを戦力外になったあと、パンサーズと2年700万ドル(約7億3000万円)で契約。今季は左Tとしてクォーターバック(QB)キャム・ニュートンのブラインドサイドを守り、スーパーボウル出場にも貢献した。
新天地で復活を果たしたオアーにファンは、「これは良い契約。おめでとう、マイケル!」「おめでとう!今度こそリングを獲ろうぜ」「これは今年もパンサーズを倒す方法がなくなったことを意味する」「おめでとう、マイケル。あなたも、私たちみんなもハッピーになれる決定。ここがあなたの最終的なホーム、居場所よ」と祝福の言葉を寄せている。
オアーは映画『しあわせの隠れ場所』のモデルとしても知られている。実話を基にして描かれたとされる作品はサンドラ・ブロックにオスカーを授けた。
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だが、オアー自身は昨季開幕前の2015年6月、「この映画は好きじゃない」と『ESPN』に話している。
「映画を見た誰もがフィールド上の僕ではなく、映画のイメージで僕のことを語り、プレーできる・できないを話題にしたがる。フットボーラーとしての本当の僕を見てくれない。不当に低く評価されるのはフィールド外のことが原因だ。あの映画は僕の選手人生を傷つけた。だから好きじゃない」
映画はフィクションであるから、いくら実話を基にしたとしても事実ではない。物語のイメージでキャリアの初期から論評され続けるのは、若い選手にとっては大変なことだったかもしれない。
The #Panthers have signed LT Michael Oher to a three-year contract extension!
— Carolina Panthers (@Panthers) 2016年6月17日
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Michael Oher: "I don’t think I could go anywhere else"
— Carolina Panthers (@Panthers) 2016年6月17日
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