NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は5月24日、2019年から2021年までのスーパーボウル開催地を発表した。
2019年に開催される第53回大会はアトランタが誘致に成功。これで3度目のスーパーボウル開催だが、2017年に完成予定のメルセデス・ベンツ・スタジアムでは初開催となる。
2020年の第54回大会はサウスフロリダに決まった。こちらもサンライフ・スタジアムを4億ドル(約439億円)かけて改修、ビッグイベントの開催地に立候補していた。
2021年の第55回大会はロサンゼルスで開かれることになった。2016シーズンから再び本拠地をロサンゼルスへ移すことになったラムズ。ロサンゼルス・ラムズとして仕切り直す彼らには、コミッショナーからも期待の声が寄せられていた。
開催地決定にファンからは、「新しいスタジアムとスーパーボウルを手に入れた」「なぜ暖かい地域ばかりでやろうとするんだ。ピッツバーグやシカゴ、グリーンベイでも見てみたい」「次回からはスーパーボウル優勝チームが開催できるようにしない?」「開催地によるスーパーボウル初優勝は2018年のバイキングスがいただく」などの反応があった。
スーパーボウルのイベント規模、市場価値は年々上がっている。2015-16シーズンは、試合中に流れるテレビCMの放映権料が30秒あたり500万ドル(約5億5000万円)に達したことも話題となった。期間中は多くの来訪者が見込め、開催地には栄誉とともに大きな経済効果が授けられる。
《岩藤健》
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