【Next Stars】オリンピックを目指して漕ぎ続ける…カヌー小松正治選手 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【Next Stars】オリンピックを目指して漕ぎ続ける…カヌー小松正治選手

オピニオン ボイス
カヌー 小松正治選手
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■国体で地元が勝つために、強い選手を地元に住ませる?

---:普段はどのような生活をしていますか?

小松:1年のほとんどがもうずっと合宿で。大体、日曜日だけが1日休みで。それ以外はもう毎日練習していますね。

---:今はどこかに所属されているんですか?

小松:愛媛県の国体競技力向上対策室というところに所属しています。

---:愛媛県が全面的にサポートしてくれるのですか?

小松:そうですね。大会に向かって練習に集中できています。代表入りしていれば、ずっと合宿に行っていても大丈夫、という感じになってますね。代表から外れちゃうと、愛媛に残って高校生の指導などをしながら、自分の練習をしていくという感じですね。



---:なかなか珍しいですね。愛媛県だけなのですか?

小松:国体を控えている県ではそういうところが多い気がします。愛媛で国体をやる。愛媛が勝たなくちゃいけないんですよ、地元ですから。そこで、絶対勝つために他の地方の強い選手を集めてきて、愛媛に住ませて、愛媛代表だという構図を作ると。その次は、北海道だったり沖縄だったり…。その度に代表選手が地元会場に呼ばれるようなシステムになっているんです。お金は出してくれるんですけども。

---:選手は愛媛国体が終わったら、次、その次、そしてオリンピック!そういう構想でもいいのでしょうか?

小松:行ける選手にとっては、まあいいです。ただ、その仕組みがあっても、行けない選手もいるので。やっぱり代表選手とか速い人たちだけ話が来る。ほとんどの人がもう大学で辞めてしまうのです。

---:2020年まで時間はありますが、今後もサポートは必要ですよね?

小松:そうですね。愛媛の国体が2017年で、東京まではまだ3年あるんですけれど。愛媛の人たちが東京までサポートできるようにしてくれているみたいで、とてもありがたいです。




■編集後記
小松選手は5月23日に行われた2015カヌースプリント海外派遣選手最終記録会に出場。200メートル競技で3位と優勝こそ逃したものの、今年度の日本代表に選ばれた。オリンピックに向けて、今日もパドルで水面をかく。

小松選手を応援する!
《編集部》

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