【Next Stars】オリンピックを目指して漕ぎ続ける…カヌー小松正治選手 2ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【Next Stars】オリンピックを目指して漕ぎ続ける…カヌー小松正治選手

オピニオン ボイス
カヌー 小松正治選手
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■最初は遊び半分で始めた

---:カヌーは趣味としては楽しそうですが、なぜ競技でやろうと思ったのでしょう?

小松:カヌー部に入ったときは、「遊び半分でやれたら楽しいな」という動機でした。でも、だんだん上達していって、そのうち大会でも勝てるようになって。そうなるにつれて、やっぱり上を目指していこうと思うようになりました。

---:カヌーで使うのは上半身だけですか?

小松:そう思われがちですが、足も使って漕ぐので全身キツいですね。200メートルでもラスト50メートルとかは本当にフラフラになったり、周りが白くなったりします。すごくキツいです。競技時間も200メートルだと35秒ぐらいなので、そこですべて出し切らないといけないのです。



---:1000メートルはどれくらいの時間がかかりますか?

小松: 3分半ぐらいですかね、大体。

---:体が大きい人が有利かと思いますが、どうでしょう?

小松:そうなんですよね。ボートだと軽量級と重量級がある。でも、カヌーは無いんですよ。本当にすごく大きい人たちと戦うんで、戦うためには力がとにかく必要ですね。

---:小松選手はカヌー選手の中では小柄ですか?

小松:日本では割りと大きいほうだとは思いますが、海外に行ったらもう本当にちっちゃいですね。

---:オリンピックもシングルで目指すのでしょうか?

小松:そのつもりでいますね。日本では自分は3番手ぐらいです。でもペアのほうがオリンピックに近いと思うので、一応シングルのつもりではいるんですけど、ペアに乗るっていう思いもありますね。

---:やはり世界一はこだわりたい部分?

小松:そうですね。日本人でまだオリンピックでメダルを獲った人がいないんです。あと、東京から種目が減らされてしまって、200メートルはもうシングルしかなくなっちゃうんです。カナディアンという種目があります。今、これは男子しかないのですが、東京から女子が入るので、その分200のペアが減らされちゃうみたいです。



---:日本の大会はどのぐらい観客が居ますか?

小松:そうですね、保護者の方しか来ないですね。

---:全部で数十人くらい?

小松:はい。国体だと、地元の方が来てくるんですけど。

---:国体で何人くらいでしょう?

小松:国体だと300人~400人ぐらいですかね。

---:競艇場の観客席が満員ぐらいですか?国体以外、全日本とかは?

小松:全日本とかだと、多分100人居るか居ないかくらいですよね。

---:道具の差というのはありますか?

小松:ほとんどないですね。使っているものもほぼ同じです。

---:ウエイトの差は?

小松:ウエイトは、もう体重別とかないですね。重くても軽くても同じクラスなので、やはり重い方が有利ですね。やっぱり外国人は、200とか本当にパワーでもっていってるんですが、日本人はやっぱりちっちゃい。技術でいかにもってくかっていうのはありますね。

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《編集部》

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