ドイツのアンドレ・グライペル(ロット・スーダル)が6月4日、ツール・ド・ルクセンブルク第1ステージでゴールスプリントを制して今季5勝目を挙げた。
この日は212kmのレース。マシュー・ブラマイヤー(MTNクベカ)ら6人の逃げが形成され、最大6分25秒のリードを開く。メイン集団はコフィディスとロット・スーダルがコントロールする。
ラスト25kmで逃げからブラマイヤーら3人がアタックするが、メイン集団もペースを上げて吸収。最後はロット・スーダルが体制を整え、グライペルが勝利をつかんだ。2位はエンリコ・ガスパロット(ワンティ)、3位はダニエーレ・ラット(ユナイテッドヘルスケア)が入った。
グライペルは前日のプロローグの好成績とこの日のボーナスタイムを合わせ、総合首位にも浮上した。
ゴール後、グライペルはチームメイトに感謝した。
「写真判定は簡単だったと思うけど、すばらしいリードアウトのおかげだった。デニス・バネンデールとボリス・バレーがコフィディスとともに逃げの追走を頑張ってくれた。ラスト30kmは追いつ追われつの状況だったけど、ラスト5kmを切ったところで逃げを捕まえた」
「ラスト3kmからゴールまではケニー・デハースとショーン・デビエが約2km引っ張ってくれて、ラスト1kmでも僕たちはまだ4選手残っていたんだ」
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